« 最大の課題 | トップページ | 積み残しを作らぬように・・・ »

2007年6月 6日 (水)

根性と勇気

こうみえてもかつては私も、野球少年でした。(下手っぴでしたが・・・)私が所属した少年野球チームは地区で最強でしたが、その監督は私が今も尊敬する人の一人です。悲しい事件をきっかけにある「職業」から足を洗い、金融業を営む傍ら、ボランティアで監督をしてくれていたのですが、礼儀を重んじ、筋を通すことを旨とする人でした。子ども達はいつも監督の事務所前に集合し、一人ずつ挨拶し、全員集まったところで、グランドに移動していました。監督が来たときにさぼっているのを見つけられるのが恐く、練習はいつも気合いが入っていましたし、監督のノックは手加減無く、小学生の私たちに対して、「向かってこんかい!それでも男か!○○とって、△△つけてもらえ!」とか叫びながらやっていました。試合に勝っても全力で戦わなかったり、手を抜いたりしたりすると試合後はビンタでした。
そんな監督が練習後の説教でよく言っていたことが二つあります。それは「根性と勇気」についてです。男らしく生きる為にはこの二つが必要だと。監督によると、「根性」とは、”あるひとつのことをずっと粘り強く続けること”で継続することの大切さを、そして、「勇気」とは”自分より強い人に対してでも自分が正しいと思ったことを言うこと”で正義を貫く大切さを私たちの心に刷り込むように何度も語っていました。これは、私にとって宝になるような言葉です。というのは、この二つを実行するためには知力も体力も特別な能力も、必要とせず、意志の力だけでなんとかなるからです。定義には主観が入っているものの、「根性と勇気」という少年達が憧れる二つの言葉をピックアップして、誰でも実行できる、実りのある人生に必要な教訓を教えてくれたのです。
実家に帰ると、私たちが選んだ当時と同じデザインのユニホームを来た子ども達を見かけることがあります。そんなときに私は、キツい練習と痛いビンタを思い出しながら、あのときの宝のような経験をリアルタイムで経験しているであろう子ども達を見て少し嬉しく思うのです。

|

« 最大の課題 | トップページ | 積み残しを作らぬように・・・ »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/409355/6680883

この記事へのトラックバック一覧です: 根性と勇気:

« 最大の課題 | トップページ | 積み残しを作らぬように・・・ »