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2007年6月25日 (月)

アブラハムの信仰(心の留学準備)

「あなたは、あなたの生まれ故郷、あなたの父の家を出て、わたしが示す地へ行きなさい。
そうすれば、わたしはあなたを大いなる国民とし、
あなたを祝福し、
あなたの名を大いなるものとしよう。
あなたの名は祝福となる。」(旧約聖書 創世記12:1~2 )

これは、私が渡米するにあたり、妻の父が私たちに宛てて送って下さった聖書の言葉です。
私はいつも大きな行動を起すときに、いつも気になることは、”これは神が私の為に用意してくださっている計画にそったもの(=みこころ)だろうか”ということです。
ある決断が、自分にとって一見、好ましくないが、他人の益になるとか、神様が喜ばれるであろうことが明らかな場合よりはむしろ、とくに今回の留学のように、自分が待ち望んでいたことがらが実現しようとしているときには尚更、そのように思います。もし、神のみこころが他にあったらどうしよう?と不安になる一方、自分の夢が自分の神になってはいけない、神様がそう言われるならば、自分が築いて来たものをすべて捨てることができる信仰持っていたい、とも思うのです。
そんな中で、日々、私たちのために欠かさずお祈りしてくださっている義父から送られて来たことばは、今の私にとって大きな励ましです。旧約聖書ではアブラハムという一人の人を通して神がイスラエル民族を起し、その民族を通して全人類の救いを成就させるキリストが誕生するまでの準備段階が描かれています。上の聖書の言葉は神がこのアブラハムに対してはじめに言った言葉です。アブラハムは自分が慣れ親しんだ故郷を出ていく命令を受けたのは75歳、これまで築いて来た生活の地盤を捨てて行く必要がありました。そのようなことを可能にする信仰があってこそ、この聖書物語が成り立ったのです。義父からの手紙は”アブラハムの信仰で行きましょう!!”と締めくくってありました。私もある意味、10年間の小児科医としてのキャリアとは無関係のポスドクというポジションに就こうとしているわけですから、新たな出発ではあります。アブラハムでは若いころに培った信仰が彼を支えました。私にとっては小児科医として、培った臨床医としての使命感とモチベーションがあります。そういう意味では、”すべてを捨てて”という大げさなことではなく、”本当に大切なものだけを持って”新たな出発をするのだと言えると思います。

”キリスト・イエスにあっては、・・・・愛によって働く信仰だけが大事なのです。(新約聖書 ガラテヤ5:6)”


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