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2007年10月 2日 (火)

動物実験講習会

今日は、午後からAnimal Care and Use Training Seminarに出席していました。

12:30~16:00までの3時間半にわたり、以下のようなテーマの講演がありました。

倫理的な問題点:古代から人と動物の関わり、動物愛護運動の歴史など
動物実験にまつわる規制やポリシーについて
動物実験プロトコールの作成について
人畜共通感染症、動物アレルギーなどについて
動物の扱い方、安楽死の注意点
動物実験における麻酔、術中術後管理について
検死サービスについて

このセミナーは重要なセミナーですが、多くの研究員には不評のようで、「眠くなるでしょ〜」とか「役に立たないでしょ〜」とか言っていましたが、私にとっては有意義なセミナーでした。

というのは、以前いた日本の大学や研究所ではここまでシステマティックなトレーニングはありませんでした。日本国内の大学の中で最も厳しいといわれる動物実験倫理委員会よりさらに輪をかけて厳しそうな印象を受けました。

ただ、求められることは多い分、サポートも十分なようで、プロトコールの作成段階から、手技の進め方、麻酔薬や鎮痛薬などの選択に至るまで、いつでも気軽に聞いてくださいということでした。セミナーの中で、「スタンフォードは他と比べても、動物の管理をしっかりしている方だが、動物を適切に扱っているラボほど良いデータを出しています。」と言っていたのが印象的でした。

Guide for the Care and Use of Laboratory AnimalsBookGuide for the Care and Use of Laboratory Animals


著者:National Research Council

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コメント

こんにちは。
ハワイの学会楽しんでこられた様子ですね。
Stanfordも他の講習はそう(ウェブで説明やビデオを観て質問に答えていく方式ですが、なぜか動物実験だけは教室で受けないとだめでした。(3時間半もコンピュータの前に座ってられないからでしょうか?)

投稿: hide-tan | 2007年10月 4日 (木) 06時18分

うちの施設の場合、実験開始前に受講が必須のセミナー(動物実験・安全管理・RI)はいついつどこに集まって行うというわけではなく、UTのサーバー上にセミナーファイルがあり、それを自分のラボのPCで聴講すればOKというシンプルな方法でした。

でも、そのセミナーファイルの最後にはテストがあり、全問正解しないとcertificateが出ないという仕組みでした。

他にもそのサーバーには実験動物の屠殺の仕方や、麻酔のかけ方などくわしく説明したビデオファイルまでおいてました。

投稿: かんちゃん | 2007年10月 4日 (木) 05時27分

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