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2007年12月31日 (月)

日曜礼拝シリーズ:キリストの系図に出てくる女性

今日の聖書箇所は新約聖書マタイ1章でした。

hide-tanによる説教要約(下線はhide-tanによる解説):
新約聖書のはじめのページを開くと、いきなり出てくるキリストの系図です。マタイは主にユダヤ人に向けて書かれた福音書ということもあって、イエスキリストがアブラハムとダビデの祖先であることを示す必要がありました。
この系図の中に女性が4人だけ出てきます。この4人はそれぞれ問題を抱えた女性でした。
まずはじめがユダ族のはじめであるユダに子を産んだタマル。創世記38章によると、彼女はもともとはユダの長男の嫁でした。しかし、その息子は悪を行っていたために死んでしまい、次男が長男のための跡取りを得させることを拒んだために死んでしまい、ユダは三男をタマルに与えることを拒みました。そしてタマルは売春婦となってユダをだまし、ユダの子を宿すことで、自分の役割を果たそうとしました。この手段は現在の私たちの社会で受け入れられるものでありませんが、彼女がこの系図に入れられたのは神の家族との関係を絶ちたくないという思いがあったからかもしれません。
次に遊女ラハブです。これについては10月6日の記事を参照してください。彼女は周りの環境にとらわれず、神の民の中に希望見いだしたのでした。
そして、ルツです。(ルツ記には彼女の美しい物語が描かれています)ルツは異邦人(神に選ばれしユダヤ民族以外の人を異邦人といいます)でした。彼女は、ユダヤ人である自分の夫が死んだにも関わらず、夫の親のナオミに付き従ったのでした。彼女はまわりからの差別に忍耐し、誠実に歩んだことがボアズの目に留まったのでした。
旧約聖書の最後には、ダビデ王の不倫の相手であるベテ•シェバ。これは9月22日記事を参照。ダビデは自分が犯した不倫と殺人という恐ろしい罪を悔い改め、神はそれをゆるし、彼女を系譜に加えました。

キリストの系図に出てくる女性はスキャンダルだらけです。そして、マタイは最後にマリアを加えています。彼女は聖霊によってイエスを宿しましたが、結婚前に子どもを身籠るというと社会的には受け入れがたいことでした。マタイがこのような人々を系図にわざわざ書き記した意図は、神はこのように問題を抱える人をもお用いになるということ、絶望的な状況の中からも救いの業を完成させうるお方であるということを強調したかったからだと思います。

hide-tanから:
キリストの系図を見直してみて、これは自分の人生のようなものかもしれないと思いました。
先日、自分の年表をこのブログの年表欄に加えましたが、人には言えない失敗や、悪いことをしたことなどは載せていません。しかし、神の前に広げられた私の年表には自分が目を背けたくなるようなものに違いありません。マタイの福音書の最初のページのこの退屈な系図のメッセージからは、私のこのような欠陥だらけの人生にもキリストの救いが成就されること、そして、私の年表はキリストの十字架の血潮できれいに清められ、私の誕生とキリストとの出会い、そして、キリストへの愛のゆえに私が行ったと神が認めてくださったことがらだけが書き込まれているのだと思います。汚れをぬぐい去って下さった年表に感謝し、これから先の年表は私を助けて下さる神様とともにひとつひとつ書き加えていけたらと思いました。
(写真:今日はPBCの礼拝のあと、サンタクララバレー日系キリスト教会の礼拝にも出席。なつかしい?日本語の礼拝とあたたかな交わり、そして十字架の前に生けられた盆栽を楽しんできました)
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