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2008年1月24日 (木)

センセーショナルな?失望

今日のラボミーティングで、「ボスが今日の4時からセミナーがあって、とても役立ちそうなので、参加するように」というアナウンスがあって、参加してきました。

演者の方のラボのホームページを確認すると、臨床医であれば、そういうことができれば・・・と誰しも思うような面白いコンセプトの研究をしていました。こういうことに本気で科学的にアプローチできれば、それはユニークで面白いと思いました。ただ、予習に・・・と思って取ろうとした文献が雑誌がマイナーすぎて取れず、??と思いながらも、ボスがあれだけすすめるのだから・・・と、実験を途中で切り上げて、出席すると会場は満員でした。

内容は臨床的に面白いものだったのですが、ふんふん、それで・・・?というところで、期待していた科学的なメカニズムに触れられることなく、終わってしまいました。考え方や生命に起きうる現象としては、意義深いものではあるのですが、現象論だけで終わった講演に対して、テレビの”科学”番組を見せられたような気がして、がっかりでした。

さすがのスタンフォードの学者/学生もセンセーショナルなタイトルにつられて来てしまったのかもしれません・・・・。質疑応答を聞かずに立ち去る人がいつもより多くいました。

私としては、ただ科学的にどうこうということだけでなく、メカニズムを探求する姿勢もなく、リスクを伴いそうな治療法を「臨床応用できる」という無責任さにも失望してしまいました。

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