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2008年1月23日 (水)

科学者である理由

“One of the great tragedies of our time is this impression that has been created that science and religion have to be at war.” - Francis Collins
(私たちが生きているこの時代において、大きな悲劇とよべるもののひとつは、科学と宗教が仲違いしているという印象を作り出してしまっていることだ)

スタンフォードでちょっと変わったセミナーがあります。
タイトルは、God and the Genome 。Francis Collinsという2000年にヒトゲノム解読を宣言した科学者です。クリスチャンである彼は最近、"The Language of God"という本を出したそうで、今回は信仰と科学の関わりについて話して下さるそうなので、できれば聞きに行きたいと思っています。(セミナーの案内はこちら

聖書は科学的でないから信じられない、と思われる方も多いと思います。
実は、私もそうでした。次第に神が本当に神なら、自分が頭で理解できないことや科学的に起こりえないということも実現可能なはずと思うようになり、部分的に信用していた聖書のことを大部分、そして、ある出来事を通して、すべてが本当だと思えるようになりました。

ところで、そもそも科学者として研究する人々はなぜ研究をしているのでしょうか?

それは、突き詰めていくと、まだ解明しなければならないことがあるからではないでしょうか?
まだまだわからないことがあるからではないでしょうか?

世の中に科学者が存在するということは「まだ科学的にわからないことがある」と世界が言っている証拠です。それは裏を返せば、科学的にすべてのことを証明することができない、つまり聖書に書かれていることが本当だとも嘘だとも科学では証明できません、と言っているのだと思います。そして、それは科学者として正しく、謙遜で、賢明な立場なのだと思います。

私は立場的に科学を突き詰めれば、聖書に書かれていることもすべて科学的に説明可能なのだろうと思っていますが、同時にそこまで到達するまえに私はいなくなるだろうし、世の終わりも来るのだろうと思っています。いのちについて、宇宙について、すべてについての答えを得て、科学のお役目は終了!という時代は、SFの世界でしか不可能だと思います(下記 Douglas AdamsのコメディSF参照)。それでも私がひとりの科学者として研究をしているのは、神が創られた世界の仕組みを解明して、人々の健康に役立てたいと思うからです。

”奴ら(クリスチャンのこと)って進化論も信じないで、よく研究ができるよな〜”みたいなことを私がクリスチャンと知らずにもらしておられた方がいたのですが、私はこのように考えているので、毎日わくわくしながら研究というものに取り組んでいるのです。

逆に、なんだかわからないけども宇宙ができて、地球ができて、そして人間が生まれたと考えるよりも、秩序と目的をもって宇宙やいのちが創られて存在するのだと考える方が物事を科学的に解明できるのだと確信しつつ、生命の神秘をひとつひとつ紐解いていけるのではと思うのです。

The Language of God: A Scientist Presents Evidence for BeliefBookThe Language of God: A Scientist Presents Evidence for Belief

著者:Francis S. Collins
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Life, the Universe and Everything (Hitchhiker's Trilogy)BookLife, the Universe and Everything (Hitchhiker's Trilogy)


著者:Douglas Adams

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