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2009年1月17日 (土)

ムシャラフ元大統領 vs スタンフォード学生!

一昨日のオノ・ヨーコさん(これは出席できず)、昨日の山中氏に続いて、スタンフォードには今日も有名人が。

今日はムシャラフ元パキスタン大統領がスタンフォードの学生向けに講演に来ていました。(Stanford Dailyの記事はこちらチケットは一気に売り切れた(といっても無料)そうですが、実験を教えているパキスタン系アメリカ人の学生から1枚融通してもらいました。

メインキャンパスの正面には、警護車両と黒尽くめのリムジンが、イベントの警備も警察がしきっています。当然のごとく警備は厳しく、鞄は持ち込み不可、もちろんカメラや録音デバイスも禁止で、チケットともに学生証を提示しないといけません(ちなみにスタンフォードではポスドクは学生)。

私は開演の30分前の開場にあわせて行ったのですが、すでに長蛇の列。入場に20分を要し、1階席は座れずに2階席から遠く眺めることになりました。

ムシャラフさんのトークのテーマは、”テロリストをどう理解し、テロを防ぐために知っておくべきこと”みたいな内容でした。淡々としかし力強く、演説していました。
面白かったのは、そのあとの学生との質疑応答。
”正直に答えるから、なんでも質問しなさい”
というよびかけに世界情勢について感心のあるフロアから、たくさんの質問が。

”あの協定に署名した理由は?”
”アメリカからパキスタンに流れている援助金の使い道は?”

など、ある程度わかっていないとできない質問が続きましたが、学生として知っている知識と、実際に大統領として把握していることがらには大きなギャップがあると知らされました。学生の鋭い質問に会衆が拍手したと思ったら、その答えにも拍手が湧くといった質疑応答で、ときにお互いにエキサイトする場面もあったのですが、シビアな議論を交わしながらも和やかに講演会は終わりました。

アフガン戦争(2001)ブット氏暗殺事件など世界が注目した事件に大きく絡んだムシャラフさんの講演を聞き、こういった生身の人間が様々な状況で様々な決断を下して、その関わりの中で世界の歴史って動いていくのだなと思いました。そうするとオバマ米大統領もその一挙手一投足が世界の歴史に影響を与えるものになるのだろうと思い、期待と不安を抱きつつラボに戻りました。


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