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2009年6月

2009年6月30日 (火)

Brain '09 in Chicago

今日から、ある意味楽しみにしていた学会「Brain '09」が始まりました。
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これは、2年に1回行われる脳循環&代謝学会で、私の興味のある話題が目白押しの学会なのです。脳梗塞の研究がメインなのですが、赤ちゃんの脳が血流&酸素不足に陥った際に陥る脳障害も学会のターゲットになっていて、その分野のポスターセッションで発表し、口演セッションで座長(司会)をつとめることになりました。

この学会は、アメリカの学会ではなく、国際学会で、前回は大阪、そして次回はバルセロナという感じで持ち回りで開催されています。前回は、大阪ということで、日本をはじめアジアからの参加が目立ちましたが、今回の参加者の内訳を見ると、アメリカがダントツになっています。でも、驚いたことに次に多いのが日本からの参加者でした。普通、アメリカで東洋人をみかけると大抵は中国人なのですが、この学会会場に至っては、大抵が日本人という感じでした。
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もちろん、私の他にも日本人でありながら、アメリカや他の国から参加しているという人も多いので、この分野における日本人の存在はかなりインパクトがあるようです。発表は慶応大、埼玉医大、阪大が多いようで、このような複数のアクティブな教室があってこその現象だと思います。

私の研究分野も、非常に狭い分野で研究人口も少ないのですが、将来は日本からの発信も増やして、研究の国際化につなげられたらなあと思いました。

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2009年6月29日 (月)

The Field Museum (シカゴ自然史博物館)

学会は明日(6月29日)からなので、今日は自然史のお勉強の為にThe Field Museumに行きました。
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ここは、たくさんの動物の剥製、化石や恐竜&古代生物の骨格の復元、そして、アメリカ先住民の展示が充実しています。私たちは時間の関係で上記ふたつを主に回り、残った時間は、エジプト文明の展示に当てました。
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長女minoriが恐竜に興味があるので、恐竜のコーナーに大幅な時間を費やしましたが、どうやって、何もないところから、炭素と水素が融合して有機物質が出来て、人間まで進化したかを懇切丁寧に説明していました。かなり無理のある説明のように思ったのですが、神のような超自然的な存在を否定したうえで、このように精巧に出来ている地球環境や生態系、そして自分という存在がどのようにして”偶然の重なり”によって、出来たのかを説明するには、こうやってするのかとある意味で勉強になりました。同時にそのような不確かなエビデンスの上に自分の存在のよりどころを求めなければいけない、それを我が子に教えなければならない親達の姿、それを聞かねばならない子ども達の姿に、複雑な気持ちになりました。一方で、クリスチャンの親として、全知全能の英知をもった神が、私たちを愛し、形作ってくださったのだということを教えることができる幸いを覚えました。

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(写真はシアーズタワーからのシカゴ市内の眺め)

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2009年6月28日 (日)

かなり疲れた!シカゴへの移動

今回のシカゴの学会へは、夏休みということもあって、家族もバケーションのために同行。

空港シャトルがくる直前まで荷物を調整し、到着予定の時間幅をすぎてから16分遅れで到着した運転手。安全運転でゆらり、ゆらりともう一人をピックアップし、空港へ。

このようにシャトルを使うと、たいてい時間幅より15分くらい早く来るか、15分遅れでくるかということが多いです。
たぶん、前後の時間幅指定している人たちと合わせているからでしょう。なので、めちゃめちゃ早くついて時間を持て余すか、焦るかのどちらかです。でも、この方が安いので(家族で出掛けるときは)仕方ありません。

さて、行く途中で、バイクのツーリング仲間どうしの事故がUS-101であり、もともと混雑しがちな道路がさらに渋滞していました。バイクは壊れていますが、当事者たちは至って元気。でも、数台を巻き込んだみたいだったので、レスキュー車が3台も連なっていました。

その渋滞中も、車線変更等で前を目指す「大阪流」ドライブをせず、同じ車線でなんともゆっくりしています。フライトの時刻が一刻一刻と迫る中、となりのおばさんも私たちのフライトのことで焦りだしたのですが、ドライバーはまず他の人達を下ろす方へ向かいます。

「僕たちの方が時間が迫っているから、悪いけど、そっちに先、車を回して!」

と頼んでも、聞き入れられず、おまけに下ろす場所を間違えてさらに空港の周りを一周。

空港のチケットカウンターについたのは、フライトの45分前でした。

そこで、今度は、荷物の重量オーバーで、再び荷物を整理、セキュリティチェックのところで、子ども達の搭乗券がないと探しまわり、そのあと、荷物を整理して手荷物を増やしたせいで、液体調味料や包丁を没収され、ゲートに走ってたどりついたのは、なんとフライトの5分前でした!

そこから、シカゴまでの4時間半のフライトがあって、ホテルまでのシャトル(予約済み)を探していたら、タクシーの手配師にしつこく付きまとわれ、強い口調で追いやると'F' wordsを吐き捨てられました。

シリコンバレーやスタンフォードではあまり聞かない言葉に「アメリカに来たなー」と思ってしまったのでした。

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2009年6月27日 (土)

発表ポスターへのこだわり

明日から学会でシカゴに行くのですが、今回のポスター発表にあたり、色々なジレンマのような思惑のようなものがあります。
まず第一には、同じ研究分野の人たちに情報を提供すると同時に、彼らから何らかのフィードバックを貰いたいということ。それで、抄録を提出した後に出した結果をポスターに組み込みたいと思っていました。しかし、ボスが学会の演者の中に他人のアイデアを真似て実験をし、低いジャーナルに投稿するということを繰り返しているcompetitorの名前を見つけ、急遽ストップがかかりました。

「hide-tanの分野の人たちは、いい人ばかりで、気持ちはわかるけど、彼には注意した方がいいからね。。」

ラボの他の人にも手伝ってもらって出した蛍光顕微鏡の画像。
パーフェクトではないのを承知しながらも夜中1時までかかって撮った写真だったのですが、

「きっとあなたのポスターには、I教授も訪ずれるでしょうから、本当にいいデータだけを出したいのよ。」

という微妙なバランスのもと、今回のポスターはイメージしていたより”しょんぼりした”感じになってしまったのでした。

でも、ボスの言い分はもっともで、ラボと私のためを思っての指導だったのでした。

私の方からすれば、もう少しpublicationに近いところまで持っいっておれば・・・とか、
もう少し、早くこの実験を手がけておれば・・・とかいう反省がありますが、ポスターがスッッキリした分、メッセージもシンプルで伝わりやすくなったということで、前向きに考えて発表してこようと思います。


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2009年6月26日 (金)

童心にかえってしまいました

というのは、久々に、もしかしたら30年ぶりくらいにサーカスを観に行ったからです。
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自分が大人になったからなのか、ステージはさほど広くなく、平日の夜なのでお客さんも1/4くらいしか埋まっていませんでした。なので、あまり期待はしていなかったのですが、最後まで楽しめました。

華麗なショーをオープニングに、客席を巻き込んだピエロによるエンターテイメントや動物(犬猫&馬)のショーなどがあり比較的スローな出だしだったのですが、後半は空中ブランコやハラハラのオートバイのパフォーマンスがあり大人の私も十分楽しめました。

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私がサーカスに行ったのも確か長女minoriくらいの年齢でしたが、娘達も次ぎ次ぎと繰り広げられるアトラクションに釘付けで、空中ブランコやオートバイにはかなり興奮していました。

空中ブランコは、すごいなー!っという感じで見とれていましたが、

ぐるぐる回るオートバイ3台には度肝を抜かれました!

ところで、サーカスと言えばなんだかファミリーでしている感があるのですが、このサーカスもそんな感じで、出演者も子どもから、頑張っているなと思わせる年齢の人まで、アットホームな雰囲気でした。また、そしてひとり何役もこなされていて(たとえば案内係をしていた女性がステージで踊ったり空中ブランコをしていたり、写真を撮りに来たお兄さんが実はオートバイのパフォーマンスをしたりしていました。

このサーカスはカリフォルニア生まれのカリフォルニアだけでしかしていないサーカスらしいです。
夏休みの間、このベイエリア近辺でやっているようですので、お近くにお住まいの方はこちらのウェブサイトをチェックしてみてください。


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2009年6月25日 (木)

準備が大変、本番がタイヘン!

私たちのラボは、ボスの下にシニア研究員1名、研究助手1名、ポスドク3名、ボランティア1名、大学院生2名、学生2名の合計10名のラボです。あと、ミーティングとパーティだけ参加する共同研究員のポスドクpameraが1名います。

そういったメンバーで、毎週ラボミーティングをしますが、1名がデータプレゼンをして、1名がジャーナルクラブ(抄読会)をします。こういった感じなので、月に1回は、どちらかのプレゼンが当たることになります。

データプレゼンは、自分の研究の進行状況を伝えて、みんなの意見を乞うものなので、その日が近づくと実験が加速しますが、プレゼンの準備はデータを適当にぺたぺた並べて、ちょこっと考察と今後の方針を書けばすむのでそれほど時間は取られません。
プレゼン自体も自分のやっていることなので、サラッと流せますが、そのかわり実験のやり方とかデータの出し方とか、質問のような、ツッコミのようなディスカッションが起こるので、本番がちょっと大変です。

それに対して、ジャーナルクラブの方は、他の人が何年もかけてしたような仕事(そのような論文誌か紹介してはならないという暗黙の了解はあるが、中国系の3人は掟をやぶりがち。)をしっかり読み込んで、背景となる研究の論文も引用したりするので、準備が大変です。面白くてタメになる論文が見つかればいいのですが、そういう論文ほど骨のあるものが多いです。
そのかわり、しっかり準備ができれば、本番は精神的にラクです。書いていないことは答えなくていいし、批判的な意見がでれば、一緒に批判し、ほめるような意見が出れば「どうだ!いい論文を拾って来ただろう。」的な顔をしていればいいのです。

今朝のラボミーティングはデータプレゼンの担当だったので、このところの実験の不調と重なり、今日はちょっと疲れてました。

研究をされているみなさまは、データプレゼンと、ジャーナルクラブ、どちらが好きですか?

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マルコの福音書(1):神の子イエス・キリストの福音のはじめ

hide-tanと読む「マルコの福音書」(1)

神の子イエス・キリストの福音のはじめ。(マルコの福音書1章1節)

作者マルコは、この一文だけで、5つのことを述べています。

まず、これから物語がはじまるということ、その話の中心はパレスチナのナザレ地方出身のイエスのことであること、そして、そのイエスは“神の子”(=人の形をとられた神)であり、同時にキリスト(=救い主)であるということ。そして、この話は福音(=よい知らせ)であるということです。

神はイエスという人の形をとって、私たちの前に現れて、私たちを救い出してくださったのです。そして、それは私たちにとってよい知らせなのです。イエスが神の子であるということを、どのように明らかされるのか、私たちを何から、どのように救い出して下さるのか、そして、この物語が私たちにとってどのような意味があるのかは、これからのお楽しみです。

神様がもたらしてくださる“良い知らせ”とは何でしょうか?
それは、どれくらいよいのでしょうか?
それは、きっと、とてもよいものであるに違いありません。
たぶん、それは3億円の宝くじが当たるよりも良いことに違いありません。
ノーベル賞をもらうことより嬉しいことに違いありません。

1900年間も読み継がれている、この物語から、イエス・キリストというお方を通して私たちに示された“よい知らせ”というものを学んで行きましょう。

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新連載!?hide-tanと読む「マルコの福音書」

聖書に興味を持ってくださった方に、まずはじめにお読みしたらいいですよ、とお薦めしているのが新約聖書の2番目にある書物「マルコの福音書」です。短くて簡潔にキリストの生涯の物語が書かれているので、はじめて聖書を読む人の入り口にちょうど良いからです。

とはいっても、クリスチャン歴22年の私にとっても、理解しにくいところもありますし、クリスチャン歴22年だからこそわかることもあります。

えっ?なんで?そんなに長いことクリスチャンしてたら、全部わかって当然ちゃうん?

・・・努力不足は認めますが、どんなに優れた神学者であっても、聖書を極めきることは不可能なのです。smileそれは、聖書は人の手によって書かれたとはいえ、人間の知恵によらない神のことばが収められているからです。scissors

私はクリスチャン歴にしては、聖書を読みこんでいない方かもしれません。特別な神学教育も受けていません。ただ毎週日曜日に教会に行って説教を聞き、たまにクリスチャンの友達と話し合ったりする程度の平凡なクリスチャンです。このブログを読めばわかりますが、普段の生活は、クリスチャンでない人と基本的に変わらない、普通の人間です。

というわけで、そんな平凡な等身大のクリスチャンがこの「マルコの福音書」をちょっと注意して読んだらどんな読み方になるのかを少しずつ(不定期)連載していきたいと思います。

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マルコの福音書をじっくり読んで、聖書に興味をもった人に、等身大の平凡なクリスチャンの理解しうる範囲でご紹介したいと思います。プロテスタント信仰の教理から離れたことは書かないようにするつもりですが、わからないところは、はっきり”わからない”と書きますのでご容赦ください。

あきやすい私ですので、終わりきるか不安ですが、コメントやお祈りで支えていただけると幸いです。

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2009年6月22日 (月)

勇敢なマウスの物語

週末はたいてい私のアイデアであちこち出掛けたり友人家族とあったりする我が家ですが、今日はFathers dayなので、妻のサプライズに任せた私。

でも現実は甘くない。教会の後は、デフォルトで帰宅→子どもたちの勉強タイムとなりました。

青空をうらめしく思いながらも、Fathers dayに自分にもご褒美をと思い、iTunesではじめて有料のムービーレンタルをしました。

今回レンタルしたのは、前から観たいと思っていたのに図書館ではなかなか見つけられなかったThe Tale of Despereaux

ストーリーは明快単純ですが、いくつかクリスチャンの私にとっても励みになるいくつかのナレーションがありました。

"The hero never appears until the world really needs one." 英雄というものは、世の中が本当に彼を必要としたときにこそ現れるものなのです。

キリストが来られたのも、人々がローマの圧政と、私腹を肥やす宗教家達のもとで人々の苦しみが頂点に達したときでした。私たちにとっても、自分では神の聖さの基準に達しないと認めたときにキリストの十字架による救いが現実のものとしてとらえられ、自分の人生を自分の力ではどうしようもできない、ということを認めたときに神の力によって人生を歩むようになるのです。

"Whenever you have hope, you can't become anybody's prisoner" 希望を持っているならば、あなたは誰の囚人になることもないのです。

私はキリストにある希望を持っています。それは、いつかキリストゆえに天国に勝利の凱旋をすることになるという希望。そして、それまでの歩みの中で、神は私のようなこのような自己中心で、よこしまな考えに支配されがちな罪深いものをも、辛抱強く作り替えられ、神の目的のために働くことを可能として下さるという希望です。

聖書にはキリストに希望をおく者は失望させられることはないと書かれており、新約聖書ローマ書8章にはキリストにある自由が書かれています。

そして、最後のクライマックスシーンではこのようなコメントがあります。

"A single act of forgiveness can change everything." たったひとつの人をゆるす心があれば、状況をすべて覆すことだってあるのです。

聖書には、自分に罪を冒す者をゆるしなさい、敵を愛しなさいと教えています。
それは、私たちのすべてが、神に対して敵として歩んで来たのであり、それを赦された者であるからです。神に逆らうという大きな罪をゆるされた私たちならばこそ、人の罪をゆるすことができるのであり、そうしなければならない。それが神に愛されたものにゆだねられた愛の行為なのです。
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・・・さて、ムービーを見終わって夕食につくと、妻が(私が買って来たインスタントの)チョコレートファッジを焼いてくれました。みんなで食べて、勉強を終えた子ども達はご褒美にこのムービーを楽しみました。

Happy Fathers day!

The Tale of Despereaux Movie Tie-In Junior NovelizationThe Tale of Despereaux Movie Tie-In Junior Novelization


著者:Candlewick Press

販売元:Candlewick
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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2009年6月21日 (日)

とりどん&BBQ

最近は子ども達が学校に行っている平日に月に1回程度、妻とランチをすることにしました。

今日は土曜日でしたが、娘達が誕生日パーティに招かれたので、子ども達をパーティに預けて、Los Altosにある「炭家」にいってきました。
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ランチメニューから鳥の照り焼き丼と鳥ササミ入りのかき揚げ丼に稲庭うどんをセットしたものを注文しましたが、日本に帰ったような錯覚を覚えるほど美味しく感動でした。

ここのお店の名前はベイスポなどで知っていたのですが、焼き鳥屋さんということで、子連れでは行きにくかったのですが、ここは子ども達も喜びそうです。しかもいつもよく行くLos Altosにあったなんて・・・。灯台下暗し。

ランチのあとは、Los Altos Down Townをブラブラしましたが、妻は久々に子ども達から解放されてご機嫌でした。

さて、夕方からは、いつも月2回でやっている日本人の仲間(ひとりだけ台湾系アメリカ人)のバイブルスタディ(聖書の学び会)のメンバーでBBQパーティをしました。メンバーのAさんのお宅にお邪魔し、くつろいだひとときを過ごせました。

これからも、学びの部分とこのようなフェローシップの部分を織り交ぜながら、聖書に詳しい人も、聖書がはじめての人も気軽に参加してもらえるような集まりでありたいと思いました。

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2009年6月19日 (金)

ブラックメール? (((゚Д゚)))

昨日、夜仕事を終えて、ラボからそろそろ帰ろうとしていたら、いきなりセキュリティの人が入って来ました。

「ちゃんとロックしてくださいね。」

”・・(いつもしてるけど)どういうこと?”

「不審な男が、建物内に侵入し、盗難事件があったとの連絡を受けて見回っています。部屋から出るときは必ず施錠するように注意して下さい。」

”・・・へ?本当?わかりました。ありがとう。”

まあ、そんなこともあるか、と思いつつ、ここはアメリカ。
その不審者が、この建物にいるかもしれないとのことで、セキュリティも見回っているわけだし、早く帰ろうと思っていると、近くのラボにいる研究助手からメール。

mailみんな、今、警察が入って来て、不審者がこの建物に入って盗難事件がおきたらしいです。 戸締まりに気をつけましょう。それじゃ!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

そして、今朝。私たちのラボの研究助手のchie(中国人)。

chie: "Did you see that mail? A guy stole laptops or monitors!
J said that black mail came in yesterday.."

---昨日のメール見た?ノートパソコンやらモニターがなくなったらしいのよ。(メールを送った)Jと話したけど、どうもブラックメール(脅迫メール)が来たらしいのよ。

hide-tan:"What? What black mail?"
---何?どんなブラック(=脅迫)メール?

chie:"A tall black male. I don't know about the detail."
---背の高いブラックメール(=黒人男性)

hide-tan: "Oh, BLACK MALE! You mean african american guy, right?"
---あー黒人男性という意味ね。アフリカ系アメリカ人の男の人ってことだね。

そうなんです。maleとmailは同じ発音なので、chieが”black male(黒人男性)”と言ったのを”black mail"と勘違いしたのです。でも、黒人ということをいうのに、最近ではblackとは言わずにafriacn american(アフリカ系アメリカ人)と言うし、maleも研究でよくマウスの性別を表すのにmaleということもあったので、guyとかmanとか言う言葉のかわりにmaleとか言ったのだと思います。
ついでに私はメールの話をしていたので、怖い事件とあわせてmaleをmailだと思ってしまったのです。

ちょっとした英語のミスコミュニケーションでした。

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2009年6月14日 (日)

Monterey & Carmel、再び・・・。

日本からこちらに滞在しにきている母と今後はモントレー/カーメルの一泊二日旅行に行ってきました。

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ここは、1ヶ月ちょっと前に旅行に来ましたが、今回は、母の昔からの友人であるご夫妻をお訪ねするのが目的でもありました。まずは、Spanish Bay Innというリゾート施設のレストランで会食。
そして、Pebble Beachにあるお宅を訪問させていただきました。大きくて綺麗なお宅に、あちこちに和風の装飾がなされて、上品なお宅でした。品のある奥様と、長年の苦労を表に出さずフレンドリーにお話しくださるご夫婦で私たちにとっても、素敵な出会いでした。
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それで、せっかくオシャレなところに来たのだから、オシャレなところに泊まろうということで、今回は、Centrella InnというBed & Breakfast (B&B)に泊まりました。ここは、120年前に建てられたホテルで、かわいらしい内装、整備された中庭と美味しい朝ご飯に大満足でした。キャビンにとまったので、ゆっくりくつろげました。
ここは、少し高めですがおすすめです。(B&Bはこの他にもこの近辺には、たくさんありますが、博物館や観光案内所が近くて便利です。)

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2日目は、モントレー観光(ショッピング&昼食)→17 Miles Drive→Carmel Missionを観光して帰宅しました。

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2009年6月13日 (土)

抄読会:未熟児の脳が回復する仕組み

今日のG教授ラボでのジャーナルクラブ(抄読会)は私が担当でした。
抄読会とは、すでに世に出た論文で新しくて、(自分たちの研究に)意義深い論文をわかりやすく紹介し、それをもとに議論をする勉強会です。

今回紹介した論文はこちら

赤ちゃんが未熟児として生まれてくると、肺や心臓が未熟ということもあって、よく酸素不足に陥ったりすることがよくあります。この酸素不足の状態は、赤ちゃんの脳に悪影響を及ぼすことが知られていますが、なかには、赤ちゃんのときに、”将来発達が遅れたり、手足が不自由になる恐れがある”と思われていたお子さんが、思いのほか順調に発達し、ほっとすることもあります。

この論文は、そのようなリバーシブルな程度の軽度〜中等度の酸素不足の経過をたどった赤ちゃんの脳が回復していくために必要な分子をこれまでの研究成果から推定し、それが無ければそのようなケースでも回復しないということを証明したものです。ここでは、FGF-R1という受容体が大脳皮質の多くを占める興奮性ニューロンの再生に必須であるということを証明しました。

とてもよくできた論文で、いくつかの??はあったものの、抄読会の参加者(20名くらい)に満足してもらえたので、よかったです。(抄読会では、プレゼンそのものより、むしろ論文選びが非常に大事なのです)

この論文では、大脳皮質に加えてSVZやOBと呼ばれる神経再生が活発なところでの神経再生にもFGF-R1が大切だということを述べたものですが、同じく神経再生の活発な海馬という記憶中枢における影響はどうなのか、学習障害とのからみはどうなのか、また臨床の現場において、脳内(あるいは、脳脊髄液内)のFGFやFGF-R1の発現と神経の後遺症との関係はどうなのかといったことが疑問に残りました。

そして、このブログを読んでいる読者の方は、なんでhide-tan、無理してこんな記事を書いているんだろうと疑問が残っていることでしょう。

(写真:5年前にワシントンDCの空港で買ったIDカードホルダー。『ホワイトハウスで働いてたの!?』とまじめに聞いてくる初な人や、『それ欲しい!』と言ってくれる人や反応はさまざま。オバマ政権になって、こんなアイテムもさらに人気が出てくるかもしれません。)

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2009年6月11日 (木)

鳶が鷹を指導?

私の研究の手伝いをしているスタンフォード大学生(Undergraduate)のfern。

いくつかのhide-tanの厳しい?指導のもと、最近は心を入れ替えて、責任感をもって働いてくれるようになりました。(ついでに早口も少しはスローダウンcoldsweats01

彼女は、パキスタン系アメリカ人でイスラム教徒(Muslim)なので、実験の合間にはときどきお祈りの時間になるとカンファレンス室へ引っ込みます。そして、豚肉を食べません。

少し前にラボでランチを食べに行ったときにベジタリアンメニューを頼んでいたので、なにかの話のときに

「Muslimでも、ベジタリアンとそうでない人がいるの?」と聞くと、
”うん。いるわよ。たしかに信仰的に厳格な人の中には、ベジタリアンを貫く人はいるわ。私は違うけど。”
「へっ?でも、このまえはベジタリアンのメニューで注文してたやん」
”あー。あのときは、なろうとしたんだけど、ダメやった。”

これまで、ベジタリアンメニューというのが難しそうだったので避けていたのですが、そういうことならと今夜の夕食(焼き肉)にお誘いしました。豚肉と豚肉入りのソーセージはフライパンで調理して混ざらないようにして対応。

彼女はアメリカ生まれのアメリカ育ちですが、ご両親はパキスタンから移住してきたので、里帰りもしていてある程度はパキスタンのことも知っています。それで、いろいろなパキスタンの話や、アメリカに住むパキスタン人とインド人は(国どうしの政治的な諍いはあるにせよ)結構なかよしだとか、いろいろ話しました。日本から来ている母とも、母が描いた絵を見たりして

”日本に行きたい!お母さん、行く時は連絡するわよ。”

と言っていました。彼女は夏は実家のセントルイスに帰り、私が紹介した有名な研究者のもとで夏休みの間、指導をうけることになりました。そのあとはオーストラリアで海洋生物学の研修を受けに行くので、次に会うのは1月です。そんな行動力のある彼女なので、日本にもきっとやってくると思います。

はじめは、神経内科志望ということで、神経内科医でもある私のボスkasonのラボに入って来た彼女ですが、すっかりhide-tanに影響を受けたので、今は新生児科医になると同時に、赤ちゃんの脳を守る研究をしたいと言い始めています。

はじめは、正直「口だけ達者で、行動の伴わない典型的なアメリカ人」と思っていましたが、優秀な頭脳に加えて、勤勉であるfernを見ていて、将来が楽しみになってきました。


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2009年6月10日 (水)

そして、今度はラボパーティ。

ヨセミテから帰ってすぐに今度は、ラボパーティ(しばらくラボを離れる学生のための壮行会)。

せっかくなのでボスへの紹介がてら母にも参加してもらいました。
インターナショナルでESLっぽいラボで雰囲気もよかったらしく、母もご機嫌でいろんなラボメンバーと喋っていました。(hide-tanは20年前に家族でアメリカに一年ちかく滞在の経験があるので、母も英語が話せます。delicious

ボスへは、自分の描いた絵の絵はがきを渡していたのですが、ボスからもラボメンバーからも、
「hide-tanのイラストの才能はここから来てたのね。」
と口々に言われました。

”いや。僕の才能は自分に備わっていたもので、僕から母に遺伝したんや。”

と新説を唱えました。乾杯で口にしたワインで赤くなっていたので、

「hide-tan、おかしくなった」

と言われましたが。smile

何はともあれ、みんなが楽しめたパーティでした。

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2009年6月 9日 (火)

Yosemite NP (2日目:breath taking view!)

ヨセミテ二日目そして、実質上の最終日。
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午前中は、ヨセミテ滝の麓にあるビジターセンターでヨセミテの展示や映画を見ました。
そこで、足の不自由な母のために障害者用の表示を入手しました。
(お体に不自由のある人を日本から招く場合、障害者用の表示をDMVで入手できるようですが...)

そのパスのおかげで、普通は入れないミラーレイクのすぐそばまで車を入れてレイク周辺を散策。
あいにく天気は曇りで少し風もあり、あまり美しい写真は撮れなかったですが、ハーフドームを見上げたりしながらの散策は心地よかったです。

その後は、Tioga Roadで湖めぐりを考えていましたが、予定変更でまずはGlacier Pointに行くことにしました。ここは、ヨセミテバレーが一望できる素晴らしいビューポイントでした。(動画をアップしました)

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そして、最後の最後にヨセミテの出口近くで熊の親子に遭遇しました。

今夜は、ヨセミテの出口から5マイルほどのキャビンに宿泊。
4ベッドルーム、10人用の豪華なキャビンで子ども達もみんな大喜びでした。

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2009年6月 8日 (月)

Yosemite NP (1日目:初ヨセミテ&初アワニー!)

今日からヨセミテ旅行ですが、日曜日。
日本から来ている母といつも通っている教会の礼拝に出席しました。

カップルズクラスで母をみんな(50人くらい)に紹介すると、みんな歓迎してくれて、よかったです。
昨日の教会メンバーのプールパーティに引き続き、こちらの人たちとふれあう機会になってよかったです。

さて、昼食をIn'n out burgerのドライブスルーで済ませ(というか、これも母に”カリフォルニアの味”を味わってもらう一工夫)、一路ヨセミテへ。今回は、最短コースということで、120号のルートで行きました。所要時間は4時間ちょっと。

ヨセミテの入り口を入って少し行った所にあるビューポイントから見る、ヨセミテのプレリュードとも言える壮大な景色。ようこそ、待っていましたよ。と言わんばかりの豊かな緑、滝と渓谷が眺望できて、期待は膨らみます。

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まず最初に訪れたのは、ブライダルベール滝。轟音とともに吹き上げる水しぶき。
そこに、あちこちに虹ができて、迫力と美しさを兼ね備えたすばらしい滝でした。

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数々の景色にうっとりしながら、ヨセミテバレーの中心までやってきましたが、(予想通り)完全に観光地化しています。充実したスーパーマーケットをかねたギフトストアがあり、食料やお土産を買い込みました。

そして、緊張の?アワニーホテル。(ポスドクの身分でこんなところに入ってよいものだろうか・・・)

窓からヨセミテ滝が一望できて、建物の外装や内装のエレガントな雰囲気だけでなく、そのロケーションの良さに驚きました。内装は現地住民の装飾と西洋建築、自然と調和した感じのもので、素晴らしいホテルです。値段は高いですが、なにかの記念のときには利用してもいいかもしれないですね。

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2009年6月 7日 (日)

サンフランシスコ観光

昨日、母が日本からやって来たので、今日はサンフランシスコ観光。

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せっかくゴールデンゲートブリッジを渡ったので、今回はSausalitoまで行って、美味しいイタリア料理を食べました。

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サンフランシスコ観光の後は、教会のメンバーの方のお宅(Los Altos Hillsの豪邸)のプールサイドパーティに行ってきました。こういったことは、なかなか普通の観光では味わえないので母も喜んでいました。

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2009年6月 6日 (土)

2.3%・・・って?

今朝セミナーに出席すると、ボスのkasonも来ていて、さんざん他のFacultyと喋った後、ふと振り返り、

"あのね、 hide-tan!"

なにやら目を丸くして口をつぐんだ含み笑い。
こういうときは大体、とんでもない実験を思いついたか、どこかに演題を出せとか、グラント申請のためのデータを出せるかとか、そういったことを言われます。

少し覚悟して待っていると、

"昨日、あなたとのミーティングのあとでね・・・・”

”メールを開いたら、グラントが当たっていたの!”

「えー!念願の!やったー。」

”それがね。なんと2.3%らしいのよ。”

「上から2.3%ってほとんど満点じゃないですか!」

”そう、この世にそんな数字があるなんて。今までのグラント申請でもこんな数字みたことないわ!”

私も、フェローシップ申請をしたときにトップに立つ人ってどんな人だろうと思っていましたが、こんな近くにいたんですね。今日のセミナーも、日本にいるときから尊敬していたようなトップに立つ研究者ですが、こんな人をさらりと招くことができる、これまた世界的権威のG教授の恩恵を受けることができました。

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2009年6月 5日 (金)

レビュアーとしては88点

今日、1ヶ月ほど前にジャーナル(一般に研究者の間では学術雑誌のことをこう呼びます)に査読を返した論文のエディターによる決定メールが今頃になって送られてきました。

査読を急げとせかしておきながら、提出後に1ヶ月に返事なんて・・・著者がかわいそう。(僕も少し悪いけど)

・・・なんて思いましたが、新しい手法を紹介するややこしい論文だったので、もう一人のレビュアー(レビュアー#2)もかなり苦戦したようです。それで遅くなったのかもしれません。

ジャーナルとしての決定は、私の意向を反映したもので、レビュアー#2とも問題点の指摘や論文への評価は同じようなものでした。おそらく、レビュアー#2の方も私と同じレベルの研究者か、または私もそこそこ良いレビューをしたのだということにしておきます。

そう考えると、レビュアーに対する評価というものはないんですね。自分でグリーンカードを申請する時などは、こうした論文も業績として申請できるようですが、それも「レビューした」という事実を報告するだけです。

でも、私が最近までさぼっていたアマゾンのレビューは、カスタマーからの評価がつきます!
このブログを書いている時点での評価は88点。のべ245人中215人から「参考になった」と評価されています。順位は昔は5000番くらいだったのですが、1年以上もレビューしないと9000番くらいまで落ちていました。その評価も面白くて、適当にさらっと書いたレビューが役立っていたり、大作だからと気合いをいれて感想を書いた「ローマの休日」では評価が低かったりしていました。

お時間のある方は、hide-tanのレビューも覗いて見て下さい。

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2009年6月 4日 (木)

hide-tanブログの謎

「最近、ブログの更新が滞ってますね」
という指摘があると、ブログ作者として、嬉しい気持ち7割>申し訳ない気持ち3割になります。
でも、そのようにして楽しみに読んで下さっている方がいるとありがたいです。

お気づきのかたは、4月のブログの更新は遅れがちだったのに5月からいやに元気になってきたなと思われているかもしれません。

更新が遅れるときは、
1:なさねばならない書類仕事が他にある
(学会抄録、研究会発表、論文、フェローシップ申請など)pensweat01
2:パソコンの調子が悪いpcdespair
3:書くネタがないwobbly

の3つですが、先々月から先月にかけては1と2が重なっていたことが理由でした。

それで、最近iMacを購入しましたので、サクサクと更新しているのであります。happy01

hide-tanブログの謎typhoonでした。

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2009年6月 1日 (月)

アメリカで迎える2回目の誕生日

今日はアメリカで迎える2回目の誕生日。38歳になりました!
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30歳を超えてから、年齢を重ねるたびに不安が増していますが、不安が増すごとに神様により頼むことを覚えさせられています。自分の力不足を日々感じながらも、家族をはじめ様々な人々からのサポートや、クリスチャンの友の祈り、そして神様のあわれみ深く、忍耐強い導きによって、人生を歩んでいる、そんな38歳です。

さて、今日は、日曜日。普段なら教会で楽しく過ごす日ですが、礼拝は昨日、別の教会の土曜日夕拝にお邪魔し、長女minoriの通う日本語学校(三育学院)の運動会のために、ほぼ丸一日、学校で過ごしておりました。

すでに2年近くこちらで過ごすminoriにとって、久々の日本の学校の運動会。
1年生のころを思い出したようで、しかも障害物リレーで一等だったこともあり、minoriはご機嫌でした。唯一の違いは、生徒がいまいち日本人らしくない子が多いこと(とくに小学高学年から中学生)、アメリカ人の父親が多いことです。

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玉入れや綱引きといった極めて日本の運動会的な種目にも保護者プログラムとして積極的に参加しておられて楽しげでした。国際結婚をされた方は苦労も多いと思いますが、ふたつの文化を自然に取り入れながらの生活はそれはそれで豊かな生活と言えるのかもしれません。

私もポスドクの身分で、日本でいたころよりは経済的には窮屈な思いもしていますが、家族そろって豊かな生活をしていると言えるのかもしれません。
なぜなら、私たちは日本国籍を有して、いつでも故郷である日本に帰ることができるという保証のもと異国文化の中に身をおかせてもらっているからです。

そして、そう考えると、クリスチャンである私たちは天国において国籍をもつものだと言うことです。この地で生活しながら、天地を造られた全知全能の神と御子キリストによって交わりを保ちながら安心して生活をすることができるという点で私たち家族はとても豊かです。

この「豊かな生活」を存分に楽しめるように、地上に生きる天国人として、しっかりとした歩みを重ねて行けるものになりたいです。

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