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2009年9月 6日 (日)

マルコの福音書(2):福音書の比較

hide-tanと読む「マルコの福音書」(2):福音書の比較

hide-tanと読む「マルコの福音書」イントロ
hide-tanと読む「マルコの福音書」(1)

久々にシリーズを再開です。忘れていた訳ではありませんが、旅日記に労力を取られてしまっていました。coldsweats01

さて、はじめて聖書を読んでみようという方にはマルコの福音書から始めることをおすすめしていますが、他の福音書(イエス・キリストの生涯を描いた物語)、つまり、マタイの福音書、ルカの福音書、ヨハネの福音書のもつそれぞれの特徴について、まとめてみました。

なお、この記事は、私たちが教会でやっているBIble Study 101 in Japanese (日本語での聖書の学び会)で私が解説したものをもとにしています。

福音書とは? 
福音とは、英語ではgospel=good news(よい知らせ)の意味。キリストの生涯を著した書物を福音といいます。キリストによって人と神との間に平和がもたらされ、私たちは神の家族に加えられ、永遠のいのちをいただくことができるようになったということの知らせ。

四福音書について

マタイの福音書

1. 「メシアなるイエス」がテーマ。イエスが旧約聖書で預言されたメシアであることを証明すべく、イエスが行ったことと旧約聖書の預言を対比させている。

2. 作者マタイは元取税人でイエスの十二弟子の一人。職業柄、記録を取ることに長けていた。

3. ユダヤ人にむけて書かれたもので旧約聖書の預言が豊富(なので、旧約聖書を読んでいないと少し読みづらいが、旧約聖書を読んだあとに読むと目からウロコ!)

マルコの福音書

1. 「不思議なるイエス」がテーマ。イエスが行った奇跡に重点が置かれ、そのことを通して神の子なるキリストを伝えようとしている。

2. 作者ヨハネ・マルコはマリヤという金持ちの息子(使徒12:12)。バルナバといとこ。

3. 最も短い!はじめに書かれた。(A.D.60-70)ローマ市民にむけて書かれたものでイエスが行った奇跡を強調点。ペテロ(イエスの弟子の中でリーダー的存在)と行動をともにしていたので、ペテロによるイエス・キリストの生涯の記述とも言える。(1ペテ5:13)

4. マルコ自身が登場していると推測される記述。(14:50-52と10:17-22)

5. パウロの助手として(使徒15:38→コロ4:12、ピレ24節→2テモ4:11)

ルカの福音書

1. 「人の子なるイエス」がテーマ。普通の人とはかけ離れたイエスの品性,知性、慈愛に満ちた様子に焦点が当てられている。

2. 作者ルカは医者で歴史家。使徒パウロと行動をともにしていた。歴史家ゆえに出来事の順番が正確であると言われている。

3. ギリシヤ人を対象に書かれたもの。人としての美徳を尊ぶギリシア人に対して、理想的な人としてのイエスを紹介した。

ヨハネの福音書

1. 「神の子なるイエス」がテーマ。イエスを間近で観察した弟子のひとりとして、イエスが語られたことば、取られた行動などを詳しくしるし、イエスが神から来られたお方であるということを示している。

2. 作者ヨハネは元漁師。元洗礼者ヨハネの弟子。イエスのいとこ?十二弟子の一人。

3. 福音書の中でも,最もおそく書かれた。イエスの語られた内容に重点。記事の内容が他の福音書と重複しないことが多い。意図的に重複を避けたものと思われる。

よって、聖書の読み方としては、マルコの福音書で概略をつかんだあとで、ヨハネの福音書を読んで、キリストと作者ヨハネの「語り」からメッセージを受け取り、「使徒の働き」でどのようにして福音が外国まで広がったのかを知り、「○○への手紙」シリーズをいくつか読んで、ルカの福音書で詳しくおさらいし、手紙シリーズを読破して心の糧とし、黙示録(この世の終わりについて書かれているもの)でちょっと面食らいながらも、旧約聖書を読み進め、ある程度預言の書(とくにイザヤ書やダニエル書など)までは読んで、そしてマタイの福音書に戻って来られたらいいのでは?と個人的には思っています。

ちなみに私の場合、なにも知らなかったので、マタイの福音書から順番に黙示録まで読んで、そのあと旧約聖書を創世記から最後まで読んで、再び新約聖書に戻ってきました。でもそれはそれで、いくつかの面では面食らいましたが、楽しく最後まで読めました。それはなぜかと言うと、きっと自分にむけて書かれたものだと思って読んだからなのだと思います。

聖書はあなたに向けて書かれた神様からのラブレターです。そのように思って読んでみて下さい。
そうすれば聖書はただの古い書物ではなく、渇きを潤す水のように、あなたの心のすみずみに届くことでしょう。

(つづく)

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