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2009年11月13日 (金)

夢を恐れず、走りつづけろ

ときどき参加しているLSJセミナーですが、今回は貴重な講演を聞くことができました。

スピーカーの野尻知里氏は、元心臓外科医で臨床をし、アメリカへの研究留学から人工心臓の研究に出会い、医療機器メーカー(テルモ)で開発。アメリカで企業法人を立ち上げ、臨床応用までこぎつけ、多くの患者さんに希望をもたらしています。それまでの大変な道のりの過程を、人工心臓の歴史とともに冗談を交えながらお話していただけました。

本当に盛りだくさんの講演でしたが、
◉日本の医師は企業に対して上下関係を保持していて(日本ではまだまだ医師は”お医者様”である)、それが臨床現場と企業との協力関係の障壁となっている
◉日本の医師は臨床から離れること=ダウンサイズすること、という意識があるので、欧米と比べると医師としてのバックグラウンドをもった人で、医療機器の開発に携わる人が少ない

ということがちょっと印象的でした。

またリーダーシップの話のところで、ビジョンや感動の共有、チームのモチベーションを保つ為の工夫などもなるほどと思うものでした。下のことばはNHKプロフェッショナル仕事の流儀(2008年10月28日放送分)から。

Text_pro

講演は実験の合間に出たので、質疑応答まで聞けず残念でしたが、野尻さんの目まぐるしい年表を見て、

「この人は、目標に一番早く辿り着ける道を突き進んで来た人だ」

と思いました。そこまでのパワフルさをすべての人が持ち合わせているわけではないです。
でも夢を持ち続けて、それにむかって走りつづけること、という根性論以外に、それを達成する為に同じ目標を共有出来る仲間を見つけることや、そのような仲間との喜びを共有し合うということの大切さが少しでも語られたのはよかったと思います。

自分はスーパーマンにはなれないかもしれない、それでも、他の人と力をあわせれば大きなことができる、そういうことを学んだ気がしました。

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