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2010年7月20日 (火)

笑うに笑えぬ「防犯対策」

どうも週末に同じフロアのラボで窃盗事件があったようです。

なにが盗まれたかというと、それは『精密重量計』。
ミリグラム単位で正確に試薬の重量を量る機器で、確かに高価なのは高価なのですが、こんなものは研究者とか薬剤師とかでないと使わないんじゃないの?と思うのですが、実はこれがコンピュータに並んで、研究室から最も頻繁に盗まれるものらしいです。

というのは、ドラッグディーラーが使うかららしいです。さすがアメリカ・・・。

私たちのラボの実験助手によると、今日(月曜日)の朝に最初にラボに来た時にすでに片方の扉が解錠されていたらしいのです。それで日曜日の夜には大学院生がちゃんと施錠したこと、週末や夜間はカードキーがないと建物には入れないので、たぶん鍵を手に入れた(あるいはピッキングの達人の)何者かが月曜日の早朝にカードキーのロックが解除されたときに忍び込んだのだと思います。

でも私たちの精密重量計は盗まれていませんでした。

なんでやろ?

よく見ると、うちの機器は錆び付いているだけではなく、試薬もこぼれまくって汚いのです。
これでは、泥棒も盗む気にならないわけです。自然に「防犯対策」をしていたわけです。

秤の周りにこぼれた試薬をちゃんときれい拭いておくように、という基本ルールを守らなかったこと、機器が古くて汚いことが防犯に役立つなんて・・・。

*今後の防犯のために私たちが得た結論*
精密重量計には「CAUTION! TOXIC! Radioactive! Biohazard! (注意!毒物!放射性物質!病原生物!」とかいうラベルを貼っておく。

・・・もうちょっと真面目に考えないといけませんね。
というのはドラッグディーラーと関わりのあるような人がラボに出入りしたと考えるとちょっと物騒なできごとです。

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コメント

saokoさん

犯人に出くわさずに誰も危害を加えられなかったのはよかったです。

投稿: hide-tan | 2010年7月25日 (日) 01時06分

一般のひとにはあまり、必要じゃないものですからね。でも物騒な話です。down

投稿: saoko | 2010年7月24日 (土) 12時46分

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