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2011年3月12日 (土)

日本はわたしの国、そこに住む人々は私の同胞です

「海外に住むと、日本の良さがわかる」
これはよく聞くことですが、わたしもそれを実感しているものの一人です。

とても恥ずかしい話ですが、インドネシアの津波でも、ハイチの大地震でも、多くの人々が被害にあっているのを気の毒に思いながらも、痛みを感じることはあまりありませんでした。どこか現実離れしたできごとを見ているような気がしていました。でも、今回の大地震と大津波が日本を襲う映像を見て、私は自分の国がこのような目にあっている、私の同胞たちが苦しんでいる、苦しんでいる中で助け合っているというのが伝わってきて目頭と胸が熱くなる気がしました。

この国はわたしの国だ、この人々はわたしの同胞だと実感しました。

今回の東北大地震の災害で被害にあわれた方の皆様に心からお見舞いの意を表したいと思います。

状況に目を向けることは大切です。それ以上に大切なのは、とくにクリスチャンであるならば、状況をコントロールできる御方の御前で静まることだと思います。その御方の語られることばに耳をかたむけることだと思います。被災されたクリスチャンの方々のことを覚えて祈っていますが、ぜひ聖書を手に取り、神の語りかけから慰めと力を得ていただきたいと願っています。

主は神の子とされた者たちの祈りに耳を傾けておられます。
余震を止めて下さいと祈りましょう。
神が津波を叱りつけて治めてくださるように祈りましょう。
いのちの危険に晒されている方々が助けられるように祈り、そして動きましょう。

イエスが嵐の中で翻弄されている弟子たちの船に歩いてやって来られて乗り込んだところで嵐はやみました。主イエスよ、どうか日本という船に乗り込んで下さい。そして日本をこの嵐から救いだして下さい。

これが、わたしの祈りです。

私が日本人ということで、たくさんの方々がわたしの家族の安否をフェイスブックやメールや携帯電話で訊いて来てくれます。本当に多くの人々が日本のことを心配しています。世界中の祈りが日本のために捧げられています。

これほどまでに多くの人々が日本の国のために祈っている時はないと思います。
そして、クリスチャンでない人もまだ出会ったことのない神に祈っておられると思います。

これが私の祈りです。自然災害はなぜ起きるのか?神はなぜそれを防がないのか?
神を信じる人も信じない人も、そのように神に問うておられると思います。

日本は神に見捨てられたのか?

そうではありません。もしそうならば、これだけ多くの人々の心を動かして日本のために多くの祈りが捧げられることはありません。経済大国と呼ばれる日本のために義援金を募ろうという思いも生じないはずです。神はこれらの人々の思いを通じて、また多くの日本人がお互いを思いやり一緒に立ち上がろうとする思いを通して、神はご自身の思いを表しておられると思います。

太平洋を隔てたところにいる私にできることは、祈ること、サポートを送ることですが、神のみことばを開いて、神の思いをお送りすることもできます。日本やアメリカ、世界各地でおられるわたしの同胞である日本人のみなさまにひとつでも慰めとなる聖書の言葉がありましたら幸いです。

"神はわれらの避け所、また力。苦しむとき、そこにある助け。 それゆえ、われらは恐れない。たとい、地は変わり山々が海のまなかに移ろうとも。 たとい、その水が立ち騒ぎ、あわだっても、その水かさが増して山々が揺れ動いても。(詩篇46:1-3)"

"主はわが巌、わがとりで、わが救い主、身を避けるわが岩、わが神。わが盾、わが救いの角、わがやぐら。(詩篇18:2)

"神である主、イスラエルの聖なる方は、こう仰せられれる。「立ち返って静かにすれば、あなたがたは救われ、落ち着いて、信頼すれば、あなたがたは力を得る。」(イザヤ30:15)"

"何も思い煩わないで、あらゆる場合に、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。そうすれば、人のすべての考えにまさる神の平安が、あなたがたの心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれます。(ピリピ4:6-7)"

"今の時のいろいろの苦しみは、将来私たちに啓示されようとしている栄光に比べれば、取るに足りないものと私は考えます。被造物も、切実な思いで神の子どもたちの現れを待ち望んでいるのです。(ローマ8:18-19)"

"それは、被造物が虚無に服したのが自分の意思ではなく、服従させた方によるのであって、望みがあるからです。被造物自体も、滅びの束縛から解放され、神の子どもたちの栄光の自由の中に入れられます。(ローマ8:20-21)"

"私たちは、被造物全体が今に至るまで、ともにうめきともに産みの苦しみをしていることを知っています。そればかりでなく、御霊の初穂をいただいている私たち自身も、心の中でうめきながら、子にしていただくこと、すなわち私たちのからだの贖われることを待ち望んでいます。(ローマ8:20-21)"

"主がその民の傷を包み、その打たれた傷をいやされる日に、月の光は日の光のようになり、日の光は七倍になって、七つの日の光のようになる。(イザヤ30:26)"

"神よ。私をあわれんでください。私をあわれんでください。私のたましいはあなたに身を避けていますから。まことに、滅びが過ぎ去るまで、私は御翼の陰に身を避けます。私はいと高き方、神に呼ばわります。私のために、すべてを成し遂げてくださる神に。(詩篇57:1-2 #seisho)"

"「あなたがたは心を騒がしてはなりません。神を信じ、またわたし(キリスト)を信じなさい。」(ヨハネ14:1)"

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(スタンフォードの日系の学生が義援金を募る為にこのようなチラシを作ってくれました。)

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コメント

kwadaさん

新生児医療の大半は、機器に依存しているのでとくに心配ですよね。小児科医のマンパワー不足や疲弊も心配です。関西の病院から数日でも診療のヘルプに向かうことができればいいですが、しばらくは交通機関が麻痺していて東北は孤立している状態かもしれないですね...。

投稿: hide-tan | 2011年3月13日 (日) 08時35分

hide-tanさんそして 東北地震津波にこころをいためてくださっている皆様

 私自身は地理的にはなれた関西におりますが、昨日それでもゆらりと揺れて、それから一睡もできません。あの神戸のときに何もできなかったという思いが蘇り、私を打ちのめしています。それでも、新生児医療の仲間のメーリングリストでなんとか情報収集し、被災地のかたになにができるか模索中です。原子力発電所になんらかがおこったことは間違いなく、これから長い戦いが始まろうとしています。どうぞ、お守りください。kwada

投稿: kwada | 2011年3月12日 (土) 19時46分

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