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2011年6月12日 (日)

もうひとつの”クリスマス”

6月12日はペンテコステ(聖霊降臨)礼拝です。

キリストが復活して50日後(キリストの昇天の10日後)に聖霊(御霊なる神)が弟子たちに下った日です。彼らが大胆にキリストを証ししはじめ、神が弟子たちを通して奇跡を行いはじめました。これによって、キリストを信じる人が多く集まり、そして初代キリスト教会の基盤ができました。だからこの日は「キリスト教会の誕生日」と言われています。
(これは新約聖書の「使徒の働き」の2章に詳しく書かれています)

遠藤周作氏は、このような弟子の働きを記した小説に「キリストの誕生」という題名をつけました。
遠藤氏の考えでは、この日を境に”イエス”が”キリスト”になったのだというものであったように覚えています。(読んだのは20年前なのでうる覚え・・・)
しかし、正確にはやはり、この日は『キリスト教会の誕生』ではないかと思うのです。

聖霊が私たちに下されたことは、キリストが十字架で死んで復活されて天にあげられた「おまけ」ではありません。キリストが来られたのは聖霊がわたしたちに与えられるようにするためでした。だからペンテコステはクリスマスと同じくらいに意味のある出来事なのです。

つまり、クリスマスが御子なる神がわたしたちのところに下って来て下さったことをお祝いする日であるならば、ペンテコステは御霊なる神が私たちとともに住み始めて下さったことを感謝する日です。

ペンテコステ。それは、御霊なる神がキリストを信じる者の内に住んで下さっているということを思い出す時としたいと思います。御霊なる神を内に宿した信仰の先駆者たちに思いを馳せる時としたいと思います。そして彼らを導かれた御霊が自分の内にもおられるという重大な事実に注意を向ける時としたいと思います。

クリスチャンであるわたしは御父、御子、御霊からなる三位一体の神様を信じています。
でも、もっとも身近におられるはずの御霊なる神にはお祈りをすることがないように思います。
そこで、ペンテコステを迎えるにあたってお祈りを捧げたいと思います。

御霊なる主であられる聖霊さま。 いつもあなたがともにおられるのを当然のように思いながら、ときにあなたが心の中でささやかれることを無視したり、おられないことにしてしまったり、あたかもおられないかのような言動をしてしまうこの者を赦してください。 聖霊さま。このような私であっても、聖書を読む時には説き明かしてくださり、わたしの祈りを導いてくださり、さまざまな局面で助けて下さっていることを感謝します。本当にあなたがいなければやって来れなかったことは山のようにあります。 聖霊さま。これからも共に働いてくださり、自分ではなし得ないことをあなたの御力によってなし得ることによって、神が今も生きて働いておられることを証しさせてください。とくに自分が愛せない人を愛し、赦せない人を赦し、堪えられないことを堪えていくことによってあなたを証しさせて下さい。

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(写真:Sunol Regional Wildernessにて)

聖歌576 聖霊きたれり
(オルガン伴奏はこちらのYouTubeで)

1.いずこにある しまじまにも いずこにすむ ひとびとにも
喜ばしく のべつたえよ 聖霊 きたれり

※繰り返し
聖霊きたれり 聖霊きたれり あまくだりし なぐさめぬし
地の果てまで のべつたえよ聖霊 きたれり

2.暗き夜は開け放たれ 嘆く声も 今はやみて
目にいるもの みなかがやく 聖霊 きたれり

3.きみのきみに ときはなたれ 自由なる身と せられしもの
勝ちのうたを たかくあげよ 聖霊 きたれり

4.いとも深き 愛と恵み いざまよえる 罪人らに
語りつげて 神の子とせん 聖霊 きたれり

5.みつかいらも 神の民も 無限のあいを ほめたたえて
天にひびかせ 地にみたせよ 聖霊 きたれり


6.聖霊きたれり 聖霊きたれり あまくだりし なぐさめぬし
地のはてまで のべつたえよ 聖霊 きたれり


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著者:遠藤 周作

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