スタンフォード大学

2009年11月 5日 (木)

予定発熱(Scheduled fever)?

新型インフルエンザワクチンのみならず、季節性インフルエンザのワクチンも不足している中で、スタンフォード大学では今年もポスドクは無料でワクチン接種ができるようです。こちら(アメリカ)のワクチンには完全に不活化されていない”ハズレ”があるのか、ワクチンのあとに具合の悪くなる人もいるようです。
私も1回目はセーフでしたが、2回目は3日間発熱して、しんどい思いをしました。

hide-tan  「来週のワクチン、受けるべきか受けざるべきか。去年は熱が出たんだよね。」
chie (実験助手)”受けても罹るかもしれないし、止めておいたら?”
hide-tan 「でもね、年末に一時帰国するから、このまえの学会みたいに旅行をキャンセルとかになったら嫌だから、来週受けて少しでも予防しておいた方がいいんじゃないかと思うんだ。」
chie ”なるほど”
hide-tan 「だから、来週ワクチンを受けて、熱を出すから、来週の実験動物のオーダーキャンセルしといてくれる?もう無理か。」
chie ”そうね(笑)。今からじゃ無理ねえ。”
hide-tan 「それと、ボスにも”来週早々にワクチンを打って3日間熱を出しますから、来週いっぱいはお休みします”って言っておかないと。」
chie "wwwww (大笑い)”
hide-tan ”それと、うちの奥さんにも”僕、来週、倒れてもいい?”って聞いておかないと、彼女もいろいろ忙しいし...。」
chie "wwwww(ますます大笑いのあげく)・・・なんか冗談を真面目な顔をして言うところが面白いわ。”

半分冗談、半分は真剣なんだけど。
まじで迷っているhide-tanです。

To have a scheduled fever or not to have a scheduled fever, that is a question.

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2009年10月30日 (金)

ポスドクのメーリス、再び炎上。

今朝、2時間に渡るボスとのミーティングを終えると、同じ件名のメールが山ほど来ていました。

以前にも紹介したスタンフォード大学のポスドクのメーリングリストで、ある提案が物議を醸し出していたのです。大体の流れはこんな感じ。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

私たち、実験のラボじゃないから試薬とか検体とかを譲ってくれとか言うリクエストが来るメーリスから外してほしいんだけど。gawk
    ↓
そうそう、私もそうしてほしいgawk
    ↓
私は、実験は関係ないけど、医学部の人間と関わりがあるから一緒にしないでほしいgawk
(外さないでほしい)
    ↓
Yes/Noをメールで言い合わずに、投票のサイトを作ったから、ここで決めよう。bleah
    ↓
なにこれ?馬鹿げた投票サイトねthink
    ↓
このことは以前にも話題になったけど、結局、メーリスはこのままの状態で行こうと決めたんだよ。
投票は勝手にしてもらっていいけど。happy01
    ↓
っていうか、もうこんなメール次から次へと送って来ないでくれる?angry
    ↓
この一週間の統計をみると、このメーリスで試薬や検体のやりとりに関するメールは43%でした。confident
    ↓
このへんで、象を貸してくれるところは?catface
(以前、インド風の結婚式のために象を探しているというウソのメールで、メーリスが炎上したことがあったのです。詳しくはこちら。)
    ↓
まあ、ハロウィンだし、みんな楽しくやろうよ!smile
僕、女性のハロウィンのセクシーコスチューム大好きなんだけど、男もセクシーにすべきかな?
    ↓
この変なメールを送って来た変な名前のBって誰?gawk
    ↓
まあ、ハロウィンだし、こんなやりとりも許してよね。smile

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

今日は完全に、2ちゃんねる化した、ポスドクのメーリス。
60件以上にもわたるこのようなやりとりは、午後5時を過ぎてピタッと止みました。
日中に暇を持て余し、仮装とメールを楽しんでいたポスドク(うちのラボでは大学院生がデーモン小暮みたいになっていました。)がハロウィンウェークエンドの夜の町に繰り出したからでしょう。

一方で、ハロウィン前日にも関わらず、多くのスタンフォードの生命科学系の日本人研究者はまじめにLSJセミナーに集まっていたのでした。日本のスナックを食べながらの、アカデミックなのに雑談っぽい、いい感じのディスカッションでした。

炎上したメーリスよりも、こっちの方が楽しめました。

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2009年10月14日 (水)

板についた?Boss's Day

今日のラボミーティングは、年に一回の特別なものでした。

それは、今週の金曜日はNational Boss's Dayだからです。(一昨年去年もお祝いしました)
ミーティングのオーガナイザーであるので、昨日からラボのみんなにBoss's Dayのカードに寄せ書きをしてもらい、ケーキを買ってきました。
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最初は、みんな照れくさい感じでしたが、3回目にもなると、新入りの二人以外はみんな乗り気でした。

「では、今から僕たちは"Happy Boss's day”の歌を歌うので、ボスはケーキを切ってみんなにふるまって下さい。」

といって、みんなでハッピーボスズデイトゥーユー〜♪とか歌いました。
去年はみんないやがって歌わなかったのに、今日はいい感じの合唱でした。
ケーキもちゃんとボスに切りわけてもらいました。
ボスの日にボスをこき使うなんて・・・とお思いの方もおられるかもしれませんが、ボスの日だからこそ!というユーモアを交えてのリクエストです。

聖書にも、

”あなたがたのうちの一番偉大な者は、あなたがたに仕える人でなければなりません。(キリスト:新約聖書 マタイ23:11)”

という言葉がありますし、まあいいでしょう。

さて、今年のカードには、私はこんなことを書きました。

This is not just an another Hallmark holiday. この日は単なるカード会社のための祝日ではありません。 This is not just an another opportunity to have cakes together...or may be? この機会は単に集まってケーキを食べる口実を見つけるだけのものではありません。 ・・・もしかして、そうかも? This is the day for giving thanks to a wonderful boss like you この日は、あなたのような素晴らしいボスに感謝の気持ちを表す日、 and reminding ourselves how fortunate we are to work with you! そして、そんなあなたと一緒に働けるとは、なんて幸せ者なんだということを私たちが思い出すための日でもあります!

私にとって、上司というのは、単なる縁とか、偶然の巡り合わせで出会った人ではなく、神様が私のために立てて下さった人であると思っています。そういう意味で、このカード会社が作ったかもしれないBoss's dayは私にとっては、一番上のボスであり、私たちにいつも仕えるように面倒を見て下さっている神様に感謝を表す日でもあります。そういう意味では、私の為に働いてくれている妻nori-tanもボスのような存在といえるかもしれません。coldsweats01

まっ、いろんな意味で、
Happy Boss's Day!

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2009年9月30日 (水)

ニュース「遅」報。あるブログの休止を巡って。

ちょっと前のことで、書きそびれていたのですが、実はスタンフォード大学のブログ界でちょっとした衝撃が走っています。

それは、お笑い脳科学者ブロガーポリさんがブログ活動の休止(約1年間)を宣言したからです。

ポリさんは公式なコメントとして、”なごんだから”ブログを休止すると発表していますが、ブログ休止の具体的な理由については様々な憶測が飛び交っており、スタンフォードの日本人ブログ関係者および日米の生命科学ブロガーの間では、少なからず”ポリ節お笑い欠乏症”に陥っている患者が、発生しつつある模様です。

ポリさんが、精神的な理由以外に具体的なコメントをブログに載せていないことの裏には、読者とブロガー仲間への影響を考えての配慮があると見られ、当ブログとしては、「休止」と言うことばを信じて、再開を静かに待ちたいと思っています。

ところで、スタンフォードにはたくさんの日本人が留学していて、ミクシイのコミュにも数多くの人がいますが、なぜか、このようにパブリックなブログを書いている暇なアクティブなブロガーが少ないように思います。

”スタンフォード ブログ”などで検索をかけても、あまり多くはヒットして来ず、私のブログに簡単に辿り着いてがっかりして去って行く方も多いのではと思います。実はシリコンバレー/ベイエリアに在住の人のブログはそこそこあるようですが、”スタンフォード”をうたっているブログが少ないです。スタンフォード留学にあたっていろいろ必要だったこととか、渡米準備セットアップなど、このブログでもアップしていますが、だんだん情報が古くなっているのではとちょっと心配になっています。
また私は趣味も少ないので話題も狭いので、スタンフォード留学中の方々が楽しんであるであろうスポーツの話題(ゴルフ、テニス、自転車、サッカーなど)やグルメ情報などをこのブログはあまりカバーしていません。

スタンフォードに留学中または留学予定の皆様。
もしよかったら、留学の記録のため、周りの人への報告のため、そして、留学での経験をシェアして、留学前の誰かの不安な気持ちを和らげるためにもブログを立ち上げてみてはいかがでしょう?

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2009年9月18日 (金)

ポスドクごくろうさんデイ?

去年、ブログで密かに提案していたPostdoc Dayですが、今年からNational Postdoctoral Associationが中心となって、9月24日をNational Postdoc Appreciation Dayと制定したそうです。(図はポスドクデイのイベントがある場所。National Postdoc Appreciation Dayサイトから。)
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スタンフォードでもBBQが振る舞われるそうです。(チラシのダウンロードはこちら。)
我がラボの貧乏ポスドクの3人も、ちょっとした催しに喜んでいます。

さて、このPostdoc Dayの趣旨は、次のようなもの。

”合衆国の科学事業に対して多くの貢献していることをお祝いし、そのうえで、ポスドクのこのような貢献を社会に広める”

高学歴ワーキングプアなポスドクたちらしい・・・控えめなものです。

去年のブログに書いたような、ポスドクがPostdoc dayにしてもよいことなどは明記していませんでした。私もそんなことを言う勇気はありませんので、とりあえず今度の金曜日にはお肉を少しだけいただいて満足したいと思います。

科学者としてのキャリア途上にあるポスドクは、科学者としての競争を勝ち抜いていけるかどうか(次のポジションを得られるかどうか)という関心とは別に、科学を通してこの世界をよりよいものにしたいという使命感を持って、頑張っている人たちでもあります。最先端の研究成果も、大学院生やポスドクが日々行っている目立たないラボワークから生み出された結果なのです。

だから日本で、アメリカで、世界の国々で頑張っておられるポスドクのみなさま。
年に一回くらいは、こんなふうに言ってもらいたいですよね。

ごうろうさま!

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2009年6月12日 (金)

抄読会:未熟児の脳が回復する仕組み

今日のG教授ラボでのジャーナルクラブ(抄読会)は私が担当でした。
抄読会とは、すでに世に出た論文で新しくて、(自分たちの研究に)意義深い論文をわかりやすく紹介し、それをもとに議論をする勉強会です。

今回紹介した論文はこちら

赤ちゃんが未熟児として生まれてくると、肺や心臓が未熟ということもあって、よく酸素不足に陥ったりすることがよくあります。この酸素不足の状態は、赤ちゃんの脳に悪影響を及ぼすことが知られていますが、なかには、赤ちゃんのときに、”将来発達が遅れたり、手足が不自由になる恐れがある”と思われていたお子さんが、思いのほか順調に発達し、ほっとすることもあります。

この論文は、そのようなリバーシブルな程度の軽度〜中等度の酸素不足の経過をたどった赤ちゃんの脳が回復していくために必要な分子をこれまでの研究成果から推定し、それが無ければそのようなケースでも回復しないということを証明したものです。ここでは、FGF-R1という受容体が大脳皮質の多くを占める興奮性ニューロンの再生に必須であるということを証明しました。

とてもよくできた論文で、いくつかの??はあったものの、抄読会の参加者(20名くらい)に満足してもらえたので、よかったです。(抄読会では、プレゼンそのものより、むしろ論文選びが非常に大事なのです)

この論文では、大脳皮質に加えてSVZやOBと呼ばれる神経再生が活発なところでの神経再生にもFGF-R1が大切だということを述べたものですが、同じく神経再生の活発な海馬という記憶中枢における影響はどうなのか、学習障害とのからみはどうなのか、また臨床の現場において、脳内(あるいは、脳脊髄液内)のFGFやFGF-R1の発現と神経の後遺症との関係はどうなのかといったことが疑問に残りました。

そして、このブログを読んでいる読者の方は、なんでhide-tan、無理してこんな記事を書いているんだろうと疑問が残っていることでしょう。

(写真:5年前にワシントンDCの空港で買ったIDカードホルダー。『ホワイトハウスで働いてたの!?』とまじめに聞いてくる初な人や、『それ欲しい!』と言ってくれる人や反応はさまざま。オバマ政権になって、こんなアイテムもさらに人気が出てくるかもしれません。)

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2009年6月10日 (水)

鳶が鷹を指導?

私の研究の手伝いをしているスタンフォード大学生(Undergraduate)のfern。

いくつかのhide-tanの厳しい?指導のもと、最近は心を入れ替えて、責任感をもって働いてくれるようになりました。(ついでに早口も少しはスローダウンcoldsweats01

彼女は、パキスタン系アメリカ人でイスラム教徒(Muslim)なので、実験の合間にはときどきお祈りの時間になるとカンファレンス室へ引っ込みます。そして、豚肉を食べません。

少し前にラボでランチを食べに行ったときにベジタリアンメニューを頼んでいたので、なにかの話のときに

「Muslimでも、ベジタリアンとそうでない人がいるの?」と聞くと、
”うん。いるわよ。たしかに信仰的に厳格な人の中には、ベジタリアンを貫く人はいるわ。私は違うけど。”
「へっ?でも、このまえはベジタリアンのメニューで注文してたやん」
”あー。あのときは、なろうとしたんだけど、ダメやった。”

これまで、ベジタリアンメニューというのが難しそうだったので避けていたのですが、そういうことならと今夜の夕食(焼き肉)にお誘いしました。豚肉と豚肉入りのソーセージはフライパンで調理して混ざらないようにして対応。

彼女はアメリカ生まれのアメリカ育ちですが、ご両親はパキスタンから移住してきたので、里帰りもしていてある程度はパキスタンのことも知っています。それで、いろいろなパキスタンの話や、アメリカに住むパキスタン人とインド人は(国どうしの政治的な諍いはあるにせよ)結構なかよしだとか、いろいろ話しました。日本から来ている母とも、母が描いた絵を見たりして

”日本に行きたい!お母さん、行く時は連絡するわよ。”

と言っていました。彼女は夏は実家のセントルイスに帰り、私が紹介した有名な研究者のもとで夏休みの間、指導をうけることになりました。そのあとはオーストラリアで海洋生物学の研修を受けに行くので、次に会うのは1月です。そんな行動力のある彼女なので、日本にもきっとやってくると思います。

はじめは、神経内科志望ということで、神経内科医でもある私のボスkasonのラボに入って来た彼女ですが、すっかりhide-tanに影響を受けたので、今は新生児科医になると同時に、赤ちゃんの脳を守る研究をしたいと言い始めています。

はじめは、正直「口だけ達者で、行動の伴わない典型的なアメリカ人」と思っていましたが、優秀な頭脳に加えて、勤勉であるfernを見ていて、将来が楽しみになってきました。


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2009年6月 5日 (金)

2.3%・・・って?

今朝セミナーに出席すると、ボスのkasonも来ていて、さんざん他のFacultyと喋った後、ふと振り返り、

"あのね、 hide-tan!"

なにやら目を丸くして口をつぐんだ含み笑い。
こういうときは大体、とんでもない実験を思いついたか、どこかに演題を出せとか、グラント申請のためのデータを出せるかとか、そういったことを言われます。

少し覚悟して待っていると、

"昨日、あなたとのミーティングのあとでね・・・・”

”メールを開いたら、グラントが当たっていたの!”

「えー!念願の!やったー。」

”それがね。なんと2.3%らしいのよ。”

「上から2.3%ってほとんど満点じゃないですか!」

”そう、この世にそんな数字があるなんて。今までのグラント申請でもこんな数字みたことないわ!”

私も、フェローシップ申請をしたときにトップに立つ人ってどんな人だろうと思っていましたが、こんな近くにいたんですね。今日のセミナーも、日本にいるときから尊敬していたようなトップに立つ研究者ですが、こんな人をさらりと招くことができる、これまた世界的権威のG教授の恩恵を受けることができました。

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2009年5月20日 (水)

知力より体力を消耗したプレゼン。

今日は、ラボミーティングで論文紹介の番が当たっていました。

今回ピックアップしたのは、こちら

予定日の2ヶ月以上早くに生まれたの赤ちゃんは、肺が未熟なので、ステロイドという薬を使って、早産で子どもを出さなくてはならない母親に投与して成熟を促したりします。また、このステロイドは、未熟児の肺を助ける目的で長年、生まれたあとにも投与され続けてきました。そうすれば肺の機能が保たれると言われてきたからです。しかし、今から5年ほどまえに、このようなステロイドの投与を受けた赤ちゃんは、学童期には発達に遅れがあったり、運動障害があったりする子が多いということが明らかになったのです。

この論文は、なぜそんなことが起きるのか、ステロイドの種類によって有害事象の出方が異なるのはなぜかということを丁寧に解明したものでした。とくにブレイクスルーという論文ではないのだけど、臨床で起きているできごとをしっかり基礎医学で説明し、よりよい治療へ示唆を与える論文ということで、なぜか気に入ってしまい紹介しました。

ただ、ちょっと長めで、ちょっと難解。しかも、英語もいやに格調高い書き方をしてして、グラフの示し方もわかりにくくて大変でした。

ボスも「えらいChallengingなペーパーを選んだね」と珍しいコメントを出し、
他のメンバーからもいつも質問が出まくるのに、控えめな質問がポツポツでるだけ。
そこで、込み入った内容をひたすら一時間、喋り倒して『わかる?』とか確認しながらのプレゼンでした。

面白かったけど、ちょっとしんどかったなー。


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2009年5月 9日 (土)

寄留者hide-tan

今日は、スタンフォード大学のInternational Centerで行われているJapanese Festivalに行って来ました。午前の外出が長引いたこともあって、遅ればせながらの参加でしたが、なかなかの盛況でした。ボランティアの方々、お疲れさまでした。

そこで、コーラルコスモというコーラスグループによる日本の歌の披露がありました。日本人が日本人の心をもって歌う、唱歌”ふるさと”の3番についウルッとなってしまいました。

志(こころざし)を はたして いつの日にか 帰らん 山は青き 故郷 水は清き 故郷

ここカリフォルニアに来て、1年8ヶ月。それ以来一度も帰国しておらず、なんとなくすでにここに住みついたような気になっていましたが、実はそうではない。志をもってやってきて、それを果たすべくやってきている外国人に過ぎないのだという思いがわき上がって来たから感動したのかもしれません。

自分に与えられた使命を果たして、そのうえで故郷で安らぎたい。

そんな思いが多くの人々の心にあって、この歌が愛されて来たのだと思います。そういえば、聖書には、天の故郷を思いながら、神に従うことを喜びとしていた信仰の先人たちの歩みを列挙した箇所があり、そこにはこのようにまとめられています。

bookこれらの人々はみな、信仰の人々として死にました。約束のものを手に入れることはありませんでしたが、はるかにそれを見て喜び迎え、地上では旅人であり寄留者であることを告白していたのです。 彼らはこのように言うことによって、自分の故郷を求めていることを示しています。 もし、出て来た故郷のことを思っていたのであれば、帰る機会はあったでしょう。 しかし、事実、彼らは、さらにすぐれた故郷、すなわち天の故郷にあこがれていたのです。それゆえ、神は彼らの神と呼ばれることを恥となさいませんでした。事実、神は彼らのために都を用意しておられました。(ヘブル人への手紙11章13-16節)

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2009年4月21日 (火)

神の御手のなかで

それは数日前のこと。

結婚記念日の夜、同じ教会に集うご家族を招いて楽しく夕食をご一緒しているあいだに、その知らせはそっとやってきたのです。

それは、私が申請していたポスドクのフェローシップ(研究助成金)の受賞を伝える素晴らしいニュースでした。

去年獲得したフェローシップも栄誉あるものだったので、このような経済状況の中でそれを維持していくことだけでも大変と思っていたのですが、私もボスも”ダメもと”と思いながらの申請でした。
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大きな金額を少人数に助成するという性質上、競争率の高さが見込まれたので、身の程知らずも甚だしいと思っていたようなフェローシップが当たったのです!

いくつかの要素が重なっての受賞だと思いますが、この受賞のタイミングはただ単に結婚記念日ということだけに留まりません。

というのは、さらに3日前にはボスがNIHから出ている大きなグラントのR01というものを獲得したので、ラボの経済状態が改善したこともあり、このフェローシップにベネフィットを上乗せしてくれることになり、予想以上の大幅な給料アップとなりました。

フェローシップによる身分のさらなる安定も給料アップによる家計の改善も嬉しいのですが、ボスが我が家の経済状況を理解して思い切った給料アップを認めてくれたことがとても嬉しく、なによりも、このような経緯から、自分の力ではなしえない神の見えざる手による導きを経験したことが何よりも代え難い宝物となりました。

私がここ数ヶ月、祈りの中で神様と格闘し、神様に促されて、自分の気持ちに反する態度をとったり、自分を取り巻くべき状況からとるべき行動に逆らうような行動をとってきました。

そのことへの明確な答えが今回のことで示されたことで、神が自分から遠く離れているお方ではないのだという神聖な気持ち、畏怖を感じています。

状況だけ説明すれば「ただラッキーと偶然が重なっただけ」と思われるかもしれません。

でも、私は知っています。本当に神の手が自分を取り囲んで私を取り扱ってくださっていることを。

もちろん神の見えざる手による導きは、人間の目から見て、必ずしも良いと思えるような方向に進むとは限らないでしょう。でも、神は神の目からみて非常に良いことしかなさいません。

神は人生で起きてくる様々な問題を解決するだけに留まらず、信じるものにご自身を現し、神がもともとその人にこのようであってほしいと思っているような本来あるべき姿へと形作りながら守り導いてくださるお方です。そのような神のご性質は聖書全体に、とくにイエス・キリストの生涯の中に現されています。P4141474


(聖書より)bookどうか、私たちの主イエス・キリストの神、すなわち栄光の父が、神を知るための知恵と啓示の御霊を、あなたがたに与えてくださいますように。
また、あなたがたの心の目がはっきり見えるようになって、神の召しによって与えられる望みがどのようなものか、聖徒の受け継ぐものがどのように栄光に富んだものか、
また、神の全能の力の働きによって私たち信じる者に働く神のすぐれた力がどのように偉大なものであるかを、あなたがたが知ることができますように。(エペソ1:17-19)

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2009年3月 9日 (月)

Mr/Ms. "Busy"?

私のラボのある研究棟では、いくつかのラボがいろんな実験機材やスペースを共有しています。
それで、誰がいつそれを使いたいかということを事前に予定表(sign-up sheet)に書き込んでおくのですが、とくに動物実験室などはその場所まで遠いこともあって、行ったのはいいが、予定が埋まっていたなんてこともあります。

そこで、近所のラボのjulietが、スタンフォードのオンラインカレンダーを共有する形でオンラインの予定表を組んでくれました。

それで、早速私も動物の手術室を確保。

・・・しようとすると、動物の外科医hide-tanの手術日である木曜日がすでに全部埋まっているではありませんか!
他の曜日は空いているのに何故?
しかも、お昼前からお昼過ぎの中途半端な時間に3時間だけとかいう確保の仕方で、完全に私の予定をブロックしています。
それなら朝早くとか、夕方からとかにお互いにゆずりあって双方とも使えるようにしようと思ったのですが、予約者の名前がなんと、”Busy(使用中)"になっています!

「名前を書かずに、Busyとだけ書くなんて、どういうこっちゃ!連絡取られへんやん。」

と少し憤慨し、このカレンダーを使用している全員にメール。

mail毎週木曜日に手術の予定をいれているのですが、なんか、Busyと名乗る彼か彼女にすべて押さえられて困っています。 そのBusyさんに連絡を取りたいので、名乗り出ていただけますか?

それと、みんなjulietが言うように、ちゃんとフルネームでサインアップしてね。

その後、自分の入れた予定を他の人が見ると、なんと私も”Busy"さんになっていることに気がつきました。どうやらデフォルトでそのように表示されるようです。

同時に、私がリクエストした「Busyさん」からメールが。

mailhide-tan。サインアップしたのは私だけど、その日はその部屋を使うだけで手術台は使わないから一緒に使いましょう。

とのこと。隣りのラボの研究助手の女性だったので、事情を話し、謝りに行くと、Busyさんの話題で大笑いしているところでした。私も入って、笑いながら謝りながら、みんなで大笑い。

julietには、二度とBusyさんが登場しないように、設定を変えてもらいました。

さて、スタンフォードのみなさまでオンラインカレンダーにご興味がある方はこちらをご参照してください。

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2009年2月27日 (金)

男子体操:スタンフォードvs.全日本大学選抜

今日は、スタンフォードvs.全日本大学選抜の男子体操の試合があるということで、夕食後にスタンフォード大学構内の会場へ応援に行きました。

即席で、日の丸と「頑張れ!日本選抜!」のバナーを作り、子ども達と一緒に日本チームを応援しました。

でも、スタンフォードにもこのイベントを案内してくれた日本人の学生がおり、また同じ教会に通うメンバーがいるので、結局は両方を応援した。スタンフォードのチームにも、各競技で全米トップレベルの学生が数名いるので、ほぼ全米代表のレベルと言ってもよいくらいのレベルで、試合は最初はスタンフォード優位に進み、跳馬と鉄棒で日本が逆転し、かろうじて勝利を収めた感じでした。

このようにオリンピックレベルの競技を無料で間近に観戦できるのは文武両立で有名なスタンフォードならではのことです。次々と繰り出される妙技に子ども達も大興奮、大満足でした。

(この動画は本人の了解を得てアップロードしたもの。)

(こちらは、日本代表のエースの動画。アップロードしたNoirFanさんから紹介してもらいました。)

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2009年2月 6日 (金)

北京ダックはもう、たくさん?

今日は、スタンフォード大学医学部に研究留学している人たちの新年会に参加させてもらいました。
参加者18名中、初対面の人が7名ほどおられて、新しくお知り合いになれた方もあってよかったです。
(中には、ブログを通じて一方的に知られているケースもあり・・・ちょっと有名人?)

さて、お酒の飲めない私は今日もドライバーにならせていただいて、小さな車の3列目をフル活用し、大人(しかも男性ばかり)6人で、鴨子閣(Peking Duck restaurant)に出発!(パロアルト市内なのであっと言う間でした。)rvcarrestaurant

私の車は幹事を乗せていたので、時間どおりに到着し、はじめの10名程度がひとつめのテーブルに、そして、遅れて来た方々が次のテーブルに着きました。それで、北京ダックのレストランに来たからには、まずはそれを注文。他にもそれぞれたくさん、中華料理を注文し、とても美味しくいただきました。アメリカに来てから食べた中華料理の中では、一番よかったと思います(といっても、まともな中華料理はこの1年半で2軒目なのですが)。happy01

それで新年会は、普通にみんな機嫌良く食べて飲んでしゃべって、いざ会計をして帰ろうとしたら、隣りのテーブルには北京ダックがたくさん残っています(一羽分近く)。しかも、一人あたりの費用も普段より20㌦近く高くついたのだそうです。それで、幹事の調査による数人の目撃証言により、隣りのテーブルは一人一羽の北京ダックを注文していたそうです!(ちなみに私たちのテーブルは、10名で2羽を食べて大満足でした。)しかも「脂っこくてもう食べれない!」と悲鳴をあげていたそうです。wobbly

私は、飲まない分、普段の飲み会ではみんなが飲んだお酒の費用を割り勘することになれているので、

飲み会費用=自分の食した分+α

があたりまえなのですが、帰りの車中ではアルコールの入った貧乏ポスドクたちが”あいつらの分は、別会計にすべきだった”とちょっと軽くお怒りモードでした。pout

でも、北京ダックを「1人前」と思って注文したのかもしれないし、それは店員が悪いのではとも思うのですが・・・。この話をラボで話すと、中国人のラボ仲間は大笑いしたあと、やはり一番悪いのは店員!という結論に達しました。

店員からの制止を振り切ってまで注文したいきさつがあったのかどうかは再調査が必要です。
また、制止がなかったという場合、果たして本当にテーブル6人で6羽の北京ダックの注文が本当にすんなり通るのか、これは追試の必要があります。どなたか研究費の助成をお願いします。dollarhappy01

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2009年1月30日 (金)

”思いやり”を科学する?

ダライ・ラマ14世がスタンフォードに$150,000の基金を寄付して、 Center for Compassion and Altruism Research and Educationというものを設立させたそうです。思いやりの心を科学的に解明して、最終ゴールとして、思いやりのある心を育てることに役立てようということらしいです。

これまで、心というものを科学的に解明するという試みはなされてきたと思いますし、キレやすい子どもの心の中に何が起きているか、心の病を予防するにはどうすればよいかなどの研究は意義深いと思うのですが、それにしても、思いやりの心を持つために必要なものを解明して、科学的知見に基づいて心を教育しようということを大々的に公表するとは・・・。思いやりの心を研究すること自体はいいのですが、私がひっかかるのは、”思いやり研究教育センター設立”という点です。

私は、なぜか何か、そのセンターの設立の意図自体になんとなくですが、冷たさを感じます。
それと、なにか人間の高ぶりというかおごりのようなものを感じます。
そして、”Compassion(思いやり)”とか”Altruism(利他主義)”というものをどのように(科学的に?)定義しているのかが疑問に思います。

このようなセンター設立に際しては誰かが、『この社会には、そういった他人を思いやるという心の欠けた人たちがいる。そのような人が増えないように、子どものうちから思いやりの心を育てたり、そういった人格を持ち合わせていない大人の再教育に役立つように研究をしよう。』と号令をかけないといけないと思うのです。そして、そう号令をかけるためには、その人自身が、思いやりの固まり、自分を犠牲にして他人のためにどこまでもどこまでも自分を捧げきれる人である必要があると思うのです。

”思いやり”って一言で言えば簡単ですが、はたして自分には思いやりの心があるのか?と自問すると、希望を込めて”イエス!”と言いたいところですが、多くの場合、”ノー”であるような行動をしていると思うのです。

誰かが困っていたら、自分の生活に支障のない程度に助けることはあるかもしれない。
毎月の家計が傷まない程度の寄付をするかもしれない。
声をかけられたら、奉仕のようなこともするかもしれない。
そういったことで、”思いやりテスト、合格!”となるのでしょうか?
たとえ、そのようにしても、人間関係が潤滑に行くようにとか、社会に受け入れられるようにとか、自分自身に合格点をあげたいとか、そういった気持ちに動かされていることも無きにしもあらずです。

誰かへの”思いやり”を行動に示すときに私は、そのときの自分の忙しさ、経済状況、気分が乗るか乗らないか、助ける相手が自分とどれくらい関わりのある人なのか・・・などを瞬時に判断して、行動に示したり、「今回はパス」したりしているのではないかと思うのです。
また、インターネットなどで楽しいイベントやお買い得な情報を探したりしても、「誰かが困っていて、自分に何かできることはないか?」と検索をかけることは、まずありません。

そのような私に「思いやりの心がある!」とは、とても言えません。
そして、そのような私が思いやりのある子どもを育てることはとてもできないのです。
でも、時間がたてば子どもは育っていくし、しかもそのように思いやりに欠けた親を子どもは見ているのです。

科学が思いやりの心を解明し、私をこのような状況から救ってくれるのを待つべきでしょうか?

でも、私には、もう少し良い方法があります。
思いやりに欠けた私が子どもたちのためにできることは、私のために命まで投げ出して下さった神の御子キリスト・イエスの前にひざまずいてこのように祈ることです。

”私の神、主よ。あなたがこれまでに私を愛して下さったのに、それに応えて、他の人たちに示すべき思いやりの心が自分の中に見当たりません。しかし、あなたには余りあるほど愛があります。どうか、あなたご自身がこの私を通して、私の周りの方々を愛し、そして、あなたが私を通して働きかけたいと思っておられる方々のところにお導きください。そうすることで、あなたがその人のことを気にかけておられること、命を惜しまぬほどに愛しておられることを知ることができますように。アーメン。”

キリストは、私たちのために、ご自分のいのちをお捨てになりました。それによって私たちに愛がわかったのです。ですから私たちは、兄弟のために、いのちを捨てるべきです。 世の富を持ちながら、兄弟が困っているのを見ても、あわれみの心を閉ざすような者に、どうして神の愛がとどまっているでしょう。 子どもたちよ。私たちは、ことばや口先だけで愛することをせず、行ないと真実をもって愛そうではありませんか。 それによって、私たちは、自分が真理に属するものであることを知り、そして、神の御前に心を安らかにされるのです。 たとい自分の心が責めてもです。なぜなら、神は私たちの心よりも大きく、そして何もかもご存じだからです。(1ヨハネ3:16-20)


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2009年1月19日 (月)

バタバタ抄録提出&ゆっくり夕日鑑賞。

今日は、Martin Luther King Jr. Dayのため祝日です。大学は閉まっているのですが、なぜか研究助手以外のメンバーは、みんな出勤していました。

今日は、6月の学会の抄録を提出締め切りなので、ボスとやりとりをしていたドラフトの最終チェックをしてもらうべくメールを2回送っていましたが、返事無し。
まあ休みだからしかたないか・・・。午後3時の締め切りまでは時間があるので、英語だけアメリカ人学生のnickに見直してもらって・・・と思っていると、1時にボスが到着。

「あーそういえば、抄録を直さないといけないわね。ちょっと待っていて。」

待つこと1時間。
ボスが、ガイドラインを読んでいないこともあり、送られて来た抄録は、書式は無茶苦茶にされていました。nickに直された英語もさらに書き換えられています。呆然としてファイルを見ていると、後ろから、

「あと45分あるわ。もう一度やりなおして、私のところに持って来てね」

ボスの間違いを修正し、nick好みの英語をボス好みの英語に直し、オンラインでの抄録提出サイトがSafariをサポートしていないこともあり、フォントや改行に手間取り、締め切り15分前に完成。

そして、ボスの最終チェック。

2、3の修正をさらに加えて提出し終えたのは、3時2分。
間に合わなかった〜と思いきや、なんとか受け付けてもらえたようすでした。
よかった〜。

子どもたちは、学校が休みなので、そのあと、家族でHalf Moon Bayへとドライブに行きました。
太平洋に沈む夕日がとてもきれいでした。

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2009年1月16日 (金)

ムシャラフ元大統領 vs スタンフォード学生!

一昨日のオノ・ヨーコさん(これは出席できず)、昨日の山中氏に続いて、スタンフォードには今日も有名人が。

今日はムシャラフ元パキスタン大統領がスタンフォードの学生向けに講演に来ていました。(Stanford Dailyの記事はこちらチケットは一気に売り切れた(といっても無料)そうですが、実験を教えているパキスタン系アメリカ人の学生から1枚融通してもらいました。

メインキャンパスの正面には、警護車両と黒尽くめのリムジンが、イベントの警備も警察がしきっています。当然のごとく警備は厳しく、鞄は持ち込み不可、もちろんカメラや録音デバイスも禁止で、チケットともに学生証を提示しないといけません(ちなみにスタンフォードではポスドクは学生)。

私は開演の30分前の開場にあわせて行ったのですが、すでに長蛇の列。入場に20分を要し、1階席は座れずに2階席から遠く眺めることになりました。

ムシャラフさんのトークのテーマは、”テロリストをどう理解し、テロを防ぐために知っておくべきこと”みたいな内容でした。淡々としかし力強く、演説していました。
面白かったのは、そのあとの学生との質疑応答。
”正直に答えるから、なんでも質問しなさい”
というよびかけに世界情勢について感心のあるフロアから、たくさんの質問が。

”あの協定に署名した理由は?”
”アメリカからパキスタンに流れている援助金の使い道は?”

など、ある程度わかっていないとできない質問が続きましたが、学生として知っている知識と、実際に大統領として把握していることがらには大きなギャップがあると知らされました。学生の鋭い質問に会衆が拍手したと思ったら、その答えにも拍手が湧くといった質疑応答で、ときにお互いにエキサイトする場面もあったのですが、シビアな議論を交わしながらも和やかに講演会は終わりました。

アフガン戦争(2001)ブット氏暗殺事件など世界が注目した事件に大きく絡んだムシャラフさんの講演を聞き、こういった生身の人間が様々な状況で様々な決断を下して、その関わりの中で世界の歴史って動いていくのだなと思いました。そうするとオバマ米大統領もその一挙手一投足が世界の歴史に影響を与えるものになるのだろうと思い、期待と不安を抱きつつラボに戻りました。


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2009年1月15日 (木)

iPS細胞 山中伸弥氏セミナー

今日は、マウスおよびヒトの細胞から再生医療に応用出来る可能性のある多能性細胞iPS細胞の作成方法を樹立した山中伸弥氏がスタンフォードに来られて、講演をされました。

研究の目的は、”ヒトの体細胞から多能性細胞を誘導する”というきわめてシンプル(だけど大きい!)な目標で、行った方法も、この分野の素人の私でもよく理解出来るシンプルなアプローチでした。でも、ひとつ言えることは、山中グループは、現時点でわかっている事実をしっかり把握し、その知見に基づいて目標に最も早く到達できる計画を立て、着実に粘り強く実験を行ったということです。そして、科学的事実を客観的に謙虚にとらえる姿勢にも学ばされました。

大きな業績をあげられた山中氏ですが、iPS細胞の誘導率の低さの問題や副作用の問題など、まさに薗名のとおり?山中グループの研究は、まだ大きな山の中腹であるということも示されました。しかし、頂は見えているし、登り詰めることができるはずだという信念も伺えました。
その講演からは、なにか、大きな目標に到達するためにするべき当たり前のことを確認させられたような気がしました。

目標を見上げる
目標に至る道を定める
道筋と目標をしっかりみながら歩みつづける

・・・なんだか私はまだ道を決めかねているような気がします。


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2008年12月16日 (火)

私にもサンタさん。

去年のDepartment of Neurologyからのプレゼントは、フリースベストでした。サイズが少し大きすぎたのと、ブルーがキツすぎて、数日で飽きてしまい、すぐさま妻が”私の青いちゃんちゃんこ取って〜”とか言い出し、いつのまにか妻の所有物に、しかもベストからちゃんちゃんこへと呼び名が変わっていました。(今も重宝されています。happy01

それで、本日、今年のプレゼントが届いていました。今回はおそらくパーカーかなにかであろうという私の予想に反して、L.L.BeanのToiletry bag(洗面用具入れバッグ)でした。Img_0020しかも、25㌦程もするMサイズでかなりいろいろ入りますし、ひっかけておくフック付きです。これは旅行を控えた私にはかなりヒットでした。しかもL.L.Bean。私にとっては高級ブランドです!色もスタンフォードの赤で、ロゴ入り。思い出に残る一品となりそうです。


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2008年12月13日 (土)

スタンフォード流!忘年会

今日は、私が所属するラボの研究部門のパーティがありました。
子どもは参加できないので、去年はパスしましたが、今年はラボのメンバーが子ども達を預かってくれるとのことで、お言葉に甘えて夫婦で参加してきました。

ちょっとフォーマルに、男性はスーツ、女性はドレスに身を包んでワインとディナーを楽しみ、ダンスをしたりするおしゃれなパーティです。スタンフォード版の忘年会といった感じでしょうか。
費用は、寄付からまかなわれるので無料。ゲスト同伴可なので、300人ほどの方が来られていました。
そして、主なオーガナイザーは、秘書さんではなく、研究部門のトップの先生(2名)の奥様がたで、彼女達が、偉い先生のスピーチのマイクをひったくって、パーティの説明を始めたり、真っ先にくねくねと踊り始めるのを見て、文化の違いを感じました。

17831

このパーティは、普段同じ研究棟でよく見かけるけど、話をしたことがない方達や、よく一緒に仕事をする他のラボの方々の配偶者や恋人を紹介されたりと、いろいろな人たちと一歩お近づきになることができるよい機会でした。妻もちょっとおしゃれにミンクのコートをはおり、おいしい料理をいただきながら夫の仕事仲間とあいさつを交わすという社交の場も体験出来てよかったようです。

たまにはいいよね。こんな贅沢な雰囲気を味わうのも。

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2008年11月14日 (金)

ジョブズの邸宅

今日は日本からのお客様(元職場の上司)があり、スタンフォード大学にお連れする前にアップル社のCEOであるスティーブ・ジョブズの邸宅を見学に行きました。長らくのマックユーザーで、彼の半世記「iCon」のオーディオブックも持っている私ですが、パロアルト市内にあるというその邸宅を見学に行くのは初めてでした。

庭には、数本のリンゴの木があり、今はちょうど実がなっていて、家の周りは、ほんのりリンゴの良い香りが立ちこめていました。少し古めで、しっかりとした大きめの邸宅ですが、金持ち金持ちしていない感じがセンスの良さを伺いしることのできるお宅でした。
Img_0081

そのあとの今日の案内コースは、ラボ見学→大学病院→美術館→メインキャンパス→フーバータワー→メモリアルチャーチ→ブックストアというスタンダードなコースを辿りました。
スタンフォードの美術館は、スタンフォード一家についての展示もあり、いろいろな種類のアートが楽しめるので、意外と好評を博するポイントのようです。

iCon Steve Jobs, the Greatest Second Act in the History of BusinessBookiCon Steve Jobs, the Greatest Second Act in the History of Business

著者:Jeffrey S. Young,Barton Biggs
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2008年11月 7日 (金)

Postdoc benefit fair

今日は、Postdoc benefit fairで、無料でインフルエンザワクチンを受けることが出来ました。
そのあと、保険会社の粗品をもらいつつ、保険のことで疑問に思っていたことを質問したり、注射のご褒美の?サンドウィッチをいただいたりしました。

そのあと早速、来週早々に眼科検診を予約しました。

毎月高い保険料金を支払っているのに、無料の検診など全然利用していずもったいないことをしていました。

ワクチンを射って来たことを隣りのポスドクjuryに言うと、”ワクチンは痛いし、熱が出るからイヤ。hide-tanが予防していたら私もインフルエンザには罹らないから大丈夫”とのこと。
「ワクチンのところに行ったら、3人も日本人のMDと会ったよ。やはり、日本人MDはインフルエンザのコワさ、大変さを知っているから予防はすべきものという感覚が身についているんだろうね。」

とちょっと誇らしげに「ワクチンの副反応なんて、今まで僕は経験ないし、ちゃんとワクチンを受けないと」

と言うと、”まあ、そうだけど”と少しトーンダウン。

そして、後日談。

月曜日の朝になって、39℃の発熱。関節痛。前言撤回ーアメリカの不活化ワクチンって本当に不活化されているのかとちょっと疑ってしまうほどはっきりとFlu様症状が出てしまっています。

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2008年11月 1日 (土)

雨のスタンフォード

なんだか演歌になりそうなタイトルですが・・・。

11月を待たずして、2-3日前から雨が降り出し、とうとう雨季に突入してしまったようです。
今日は、朝からばんまでほとんど雨でした。そんな中、私の先輩であるK先生(学会のため)と元同僚で最近西海岸に留学に来たT君と彼の奥様が、わざわざパロアルトまで遊びに来てくれました。

こちらに来てから、こんなに降ったことは思い出せないくらいの悪天候でしたが、Hoover Towerにも上れて、メモリアルチャーチの中も覗けたので、3人とも満足してくれている様子でした。スタンフォードのキャンパスは美しく、見飽きることがないので、遠方からはるばるやって来た方にも自信をもってお薦め出来る観光スポットだと思います。

今回は、はじめて(雨の日のために、ととっておいた)Cantor Art Centerの内部に入りました。

Img_0059

ロダンの彫刻は、戸外の庭にもたくさんありますが、内部には大きな「考える人」がありました。
ところで、この「考える人」。もとは(これもスタンフォード大学にある)地獄の門の上にある、地獄をのぞき込んで悩んでいる人がもとになっています。その地獄の門は日本では国立西洋美術館にも展示されいるそうです。

そのあと、パロアルトのダウンタウンに行き、マック教信者のK先生にスティーブ・ジョブズのお膝元のアップルストアに「お参り」していただき、ちょっとおしゃれなレストランで美味しい食事を楽しみました。

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2008年10月31日 (金)

やっとのことで、自己紹介

私のラボの真上には、行っている研究分野関連の世界的な権威であるG教授のラボがあります。
そこで、週一回行われているG教授のラボのミーティングに顔を出させてもらい、最先端のリサーチのデータを紹介してもらったり、文献のディスカッションを通して勉強させてもらっています。

それで、今日はそのミーティングで自分の大学院時代の研究と今やっていることを紹介させてもらう機会をいただきました。プレゼンの内容や出来具合はさておき、私にとっては、G教授だけでなく同じような研究をしている優秀な研究仲間の人達に自分のバックグラウンドを紹介できたことが最大の収穫でした。
ここに来てやっと皆さんにちゃんと自己紹介できたような、そのような気がしました。

プレゼンが終わって、実験をしていると、この数週間で味わったことのない安堵感。
なんだか期末テストが終わって休みに入る学生時代を思い出すような気分でした。

よほどテンパっていたんだなあ・・・。

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2008年10月27日 (月)

健康保険 (Blue Cross HMO)についての誤解

もう1年間以上こちらで暮らしているのに、知らないこともまだまだあります。

私たちスタンフォードのポスドクはBlue Cross HMO/PPOという保険会社から健康保険をかけるときに大学から補助がおります。私がかけているHMOは安いのですが、かかりつけ医にしかかかれません。専門医の診察が必要かどうかはこの”かかりつけ医”(ところで、小児科の外来をしているととくに夜間救急で、”行きつけの医者にこの薬もらったんやけど・・・”とか言われる親御さんがいらっしゃいますが、小児科クリニックは居酒屋ではありませんので、”かかりつけ”と言って下さい。)の判断により紹介された場合にのみ受診ができます。PPOは少し高いけど、自由に診察をしてもらう医者を選ぶことができるので便利です。

また、かかりつけ医を決めるにもあまり情報のソースがなく、実際はクリニックの近さや男か女か、西洋の名前かアジア系の名前かくらいしかわかりません。しかも、一般的に言って、人気のあるドクターはたいていPPOしか受け入れてくれません。(どうもPPOの方が収入は良いらしいです。)

さて、数ヶ月前に自分がかかりつけに指定した医師に健康診断をしてもらおうと電話をすると、
クリニックの人「もうこの保険からは、新来患者はとっていないので、他のドクターをピックアップしてください。○◎先生と、○△先生と◇●先生が今のところ受け付けていますがどれにします?」
hide-tan"かかりつけ医は勝手に何回も変更出来ないと聞いたけど、いいの?”
クリニックの人「こういうケースでは変更と見なされないので大丈夫です。誰でも好きな先生をピックできます。」
hide-tan”そしたら、2番目に言ったナントカ先生にしてください。”

それで、そのナントカ先生のオフィスに電話を回してもらい、そのナントカ先生のナースに電話を回され、そこで、ナースとの連絡がとれず、結局そのまま宙ぶらりんのままになっていました。

それで、数ヶ月後に病気になったわけです。
自分がまだかかりつけ医を決めていないことを思い出し、スタンフォードのBlue Crossのリストの中から、別のクリニックに電話を入れて、かかりつけ医を登録し、予約を入れました。ちゃんと保険カードの情報も伝えたし、万事OKと先週受診をしたのですが、

『登録クリニックの名前が違うから、この保険は効かないです。今日キャンセルしたら75ドルのペナルティですし、診察を受けたら実費です。どうしますか?』

”誰でも医師を選べる”ということを同じリストのシートに掲載されているクリニックの医師なら誰でもよいと理解していたのですが、もともと登録したクリニック(複数の開業医の共同診療所みたいなもの)の医師から選ばないといけないということだったようです。

75ドルのキャンセル料ってどんなやねん!と思いながら、保険会社が理解してくれて、カバーしてくれることに一抹の望みをかけて、このまま診察を受けることにしました。なので、検査はせずでした。

それで、今日、保険会社に上記のややこしい事情を話すと、”変更は11月からしかできない”と言われ、『なんとかならないか?』と詰め寄り、一応、10月から変更ということで働きかけてくれることになりました。でも、ダメかも。
何のために毎月高い保険料(子どもがいる場合なので、トータル10万円くらいの保険料のうち毎月4万円近くは自己負担です。)を払って来たねん!と思い、文字通り泣きつきました。(;ω;)(本当に泣いたわけではないですよ、念のため。smile

こういうケースはあまりないかもしれませんが、HMOの保険でかかりつけ医を登録し直す必要があるときは必ずカードに記載されているクリニックに電話をして登録してくださいね。

*******************

ところで、この記事で、500件になりました。

先日、このブログの読者の方に直接お会いする機会があり、”本当にこのブログに、いろいろ助けていただきました。他にも助けられている人がたくさんいると思いますよ。”と言っていただき、とても励まされました。

でも、最近はあまり有益な情報という記事は少なくなったかもしれません。

結構プライベートなこともあえて公開して、恥ずかしいブログですが、そんな等身大のポスドク留学生の日常を垣間みることで、同じようなことで困ったり、悩んだり、失敗したり、また楽しんだり、エキサイトしたりしてるんだなーと心細く留学されている方々には、少しでも安心していただけたり、留学をお考えのかたにちょっとしたアイデアを提供出来たら良いかもと思っています。

祝500件!
今後ともよろしくお願いします。happy01


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2008年9月24日 (水)

ポスドクこうもり問題

スタンフォード大学のポスドクは学生という位置づけをされています。なので、場所によっては学生割引を主張出来るようなところもあるのですが、主婦の妻が普通料金で、私みたいなおじさんが学割だったりすると、なんだか気分が悪く、あえて主張しないことも多いです。

ポスドクは他のスタッフや教員が受けているような恩恵がないかわりに、(多額の授業料を納めている)学生が受けているようなサービスが受けられるというのが表向きの姿勢ですが、それでもon campusの宿舎に入れない、学生に対するサービスの情報がなかなか回って来ないなど扱いはあまりよくありません。
私ははじめてのポスドクでの留学なので、ポスドクって結構厳しい立場だなーと思うだけですが、スタンフォードのポスドクに対する扱いの悪さはアメリカの他大学から来た人たちがとくに感じているようです。

さて、スタンフォードには、大学のスタッフにいろいろ質問できるウェブサービスがあります。
そこでは、大学での身分を入力しないといけないのですが、

Faculty (教員)
Staff (職員)
Student(学生)
Other (その他)
Almuni (卒業生)

という具合に並んでいます。”ポスドクは学生”と聞いていたので、去年の今頃、「学生タブ」を選択して、インターネットの接続について質問をすると、”どこの学生寮?”と聞かれたりしました。
学生とは背景が違いすぎるので混乱すると思い、それ以来、「スタッフ」を名乗ったり、「その他」を名乗ったり(これが一番多く、ウチのラボの他のポスドクもこのタブを使用しているみたいです。)していましたが、学生を名乗ったときのレスに比較して、「その他」で名乗った場合に半分以上のリクエストや問い合わせが無視されてしまいます。

それで、馬鹿なのは今に始まったことではないと思い、このシステムを運営している方々はポスドクにどれを選んでほしいか聞いてみました。今回も「その他」タブを使い、返事を期待せずに...。

すると、なんと翌日電話がかかって来ました。

回答は「学生タブ」を選択しろとのこと。それで上記の話をすると、”たしかに。ポスドクは「学生」と「その他」の間と言えますね。”との返事。

『そんなら、「ポスドクタブ」を作ってよ!』angryと喉元まで出そうになりましたが、それで作ってくれるのならとっくに作ってくれるだろうと思い、リクエストしませんでした。

どの部類にも入らないスタンフォード大学ポスドクの「こうもり問題」。1400人以上ものポスドクを抱えるスタンフォード大学ですが、こうもり図鑑というものを大手出版社が作ろうとしないように、ポスドクという立場に特別な肩書きを与えようとしないのです。またポスドクにも期間の制限(5年)があります。悔しさと不自由さと期限を与えることで、次のステップへと進ませようとする「親心」ととらえる事もできます。っていうか、そう考えないとやっていけませんよね....。

Bookひきょうなこうもり (よい子とママのアニメ絵本 4 イソップものがたり 4)

著者:イソップ,平田 昭吾
販売元:ブティック社
Amazon.co.jpで詳細を確認する


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2008年8月22日 (金)

信友を得た一年。

なんの変哲もない金曜日ですが、渡米一周年となりました。happy01

それはそれは、あっという間の一年でした。院生の頃から、それなりに留学に向けてアクティブに動き回っていた方だと思いますが、それでも留学前は、「本当に外国で生活なんてやっていけるだろうか・・・」という不安でいっぱいでした。「何事にも動じないね」と言われることもありますが、実はかなり小心者の私なのです。

来てからは、時差ぼけと乾燥した気候に消耗しながらのセットアップでした。そんな中で徐々に日本人の友達も出来て行き、2ヶ月くらいでこちらの生活に慣れたという感じでした。それからは月日はあっという間に過ぎ去りました。

この一年間で、得たものは?

研究については、倍速でデータを出せると思っていましたが、方向性も定まらずうまく行くはずの実験もなかなか進まず、ちょっと焦っています。でもそんな中でもフェローシップを獲得出来て、テーマと足場が固まったことだけはよかったと思っています。あとラボの雰囲気が良くて毎日楽しいことも。

アメリカ生活は、最近になってようやく積極的に楽しむようになってきたと思います。夏休みをきっちり取ってあちこち行ったのが良かった。アメリカは広い!自然は美しい!
今年は旅行だけでなく、スポーツ観戦など、こちらの人たちが楽しんでいることもどんどん体験していきたいと思います。

語学レベルの進歩は、期待はずれな進歩状態です。
この辺りはネイティブでない人が多いからか、適当に喋っても通じます。でも、ちょっと遠くの(外国人が居そうにない)田舎の方に電話をかけると「言ってることがまったくわかりません!」と言われてしまうこともあるので、本当のアメリカ英語は身に付いていないようです。
英語を上達させるためには、ネイティブの人話すときに間違った英語を訂正してもらったり、自分でも努めて英語を音読したり、リピーティングをしたりしないとと思います。

さて、この一年で得たもの、それはなにより『キリストにある信仰の友(信友)』です。confident

今の時点で何と言ってもかけがえの無い経験になっているのは、現地の教会に集って、そこでクリスチャンの仲間が与えられていることです。まったく誰も知らない教会に飛び込んで行って、英語を話せない子どもたちを教会学校にぶち込んで知らんフリをし、何をしているのか知らないカップルズクラスに入って行き自己紹介をして無理矢理仲間に入れてもらう・・・小心者の私がここまで出来たのは、家族の支えがあったのと、クリスチャンは同じ神様の家族であるという信頼から来るものでした。
今は、本当に毎週日曜日が楽しく、教会の礼拝に出席し、みんなと挨拶を交わしたり、イベントの予定の合間をぬうように食事の約束をしたり、いろんなグループに参加してさらに友達が増えたり・・・と、この留学生活を”忙し楽しく”してくれているのは、この教会のおかげもあります。

しかも、お互いがクリスチャンということは、この友情が永遠に続くものであるということです。

自分をこの世に存在させ、このうえなく愛して下さる神につながり、その神に同じように繋がっているみんなと仲間になれる、この嬉しさを自分たちだけのものにしたくないし、せっかく友達になってくれた日本人の方々とのおつきあいを「アメリカ留学時代の友人」から何人かだけでも「永遠の友達」になってもらえないか・・・。実は私たち家族にはそんな思いがあります。

私たちにとって”親友”は一時的なものかもしれないです。でも”信友”は永遠に続きます。
またどんな”真友”であっても裏切られる可能性はゼロではありません。しかし、”信友”であればキリストにあって恐れずに信じ合うことができるのです。

教会のイベントは私たちの「楽しい部分」を共有できるので、お誘いしているのですが、聖書のことを学ぶことで、私たちの「嬉しい部分」も持ち帰ってもらえないだろうかという思いがあります。そして、その「嬉しい部分」がわかると、「楽しい部分」が「嬉し楽しい部分」になっていくのがわかってもらえると思います。

そんなことで、はじめた「日本人のための聖書の会」ですが、これまで何人も参加してくれたり、教会員の方々がこの働きをサポートしてくれたりして、またここからも神様から多くの祝福をもらっています。

キリストは十字架にかけられる前の夜に、弟子たちにむかってこのように言われました。

『わたしはぶどうの木で、あなたがたは枝です。人がわたしにとどまり、わたしもその人の中にとどまっているなら、そういう人は多くの実を結びます。わたしを離れては、あなたがたは何もすることができないからです。(ヨハネの福音書15:5)』

これからも永遠に枯れることのないキリストという木に繋がりながら、他の枝とともにキリストを喜び、そしてキリストとともに他の枝を喜んで伸びて行きたい、実を結びたいです。

そして、そのような信仰と友情をともに大事にしていきたいと思った一周年記念の日でした。

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2008年8月20日 (水)

スタンフォード周辺で大規模停電

先日の月曜日の正午前、細胞培養室で細胞の数を顕微鏡で数えて終わったところで、いきなり停電になりました。大切な大型機械などはすぐに非常発電によって再開しましたが、培養室のフードベンチの空調は動かず、照明も灯りません。暗い中で素早く細胞を播いて事なきを得ました。(細胞を数え終わっていたのが幸いしました。)14470
ところで、この停電はPG&Eというこの近辺を統括している電気会社の配線の不具合で生じたもののようですが、(こちらの記事参照)大規模の停電と知って、「コンピュータも顕微鏡も使えないのならと・・・」と仕方なく?自宅に避難するとこちらのアパート(ラボから道を挟んですぐのところに住んでいます)の電気は無事でした。道を挟むだけでもこちらはPalo Alto市、あちらはスタンフォード。このあたりでPalo Altoだけが自治体で電気を供給しているので、こういうことになっていたらしいです。

ところで、停電となってすぐに、そのことで驚いたからではないのですが、私の身体の中でも緊急事態に・・・。水は流せても、よく考えるとトイレには窓はありません。真っ暗なままかも?と思いながら入ると、ちゃんと電気もついていて、平静状態でした。非常電源はこちらの非常事態にもちゃんと備えるようになっていました。そのように配線した人はエラい!とか思いながら、こういったことで困った人がきっといて、歴史の教訓(というほどのものではないけれど)学んだのかもしれない・・・と思いました。

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2008年7月30日 (水)

ボスの居ぬ間にコリアンランチ

私達のラボの恒例となっているのは、『ボスが休暇をとったらみんなでランチにでかける』ということです。今回はPalo Alto市内にあるTOFU HOUSEに行き、コリアンランチを食べました。
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今回のランチは隣りのラボの韓国系アメリカ人のtomがMedical schoolに入学する為にラボに来なくなるのでそのお祝いも兼ねての会でした。豆腐チゲが有名なレストランですが、私も含めてメンバーの半分は石焼ピビンバを注文しました。石焼ビピンバの味は普通、キムチは美味しい、もやしのナムルも美味しい、チャンジャはまあまあ、チヂミはしまりが無く、イマイチでした。
ああ、大阪市内や北摂に住んでいた頃は韓国料理が食べたくなると玉一に行ってたし、あそこは何を食べても美味しかったけど・・・と考えていると、tomも”このあたりはサンフランシスコも含めて韓国料理で美味しいところはないけど、なぜかLAにはいいお店が多い。”と言っていました。
「その国の料理はその土地で取れるものを美味しく食べるように作られる物だから同じ野菜でも場所が違えばその美味しさを再現できないのでは?日本料理も作れるけど、こっちの野菜を使えば全然違う味になるよ」と答えるとみんな納得。
「日本で食べる韓国料理は美味しいけどね。」と補足すると、”そうそう、実は今度韓国に行く時に楽しみにしているのが日本料理の料亭に行って懐石を食べることなんだ。それがめちゃくちゃ美味しくて・・・”とtom。

やはり同じ東アジアのルーツをもつだけあって、味覚が似ているのでしょうか?

ところで、東アジアとアメリカの違いについて別の発見ですが、日本や中国では自分の出身大学が有名大学の場合には、それを隠して「私は大学は東京だったので(実は東大)・・・」と言うのが奥ゆかしい感じがあるのですが、こちらでは逆みたいです。

たとえば、誰かが「僕はボストンで学生をしていたんだけど・・・」
と言うと、それを聞く人は(・・・ということはハーバードか?)と注意を向けてしまうので、逆に強調していることになるみたいです。さらに『ああ、ハーバード出身なんですね』と返さないといけなくなり、そこで「そうです。ハーバードです。」なんて返って来ると、(そしたらなぜサラリとハーバードって言わへんねん。強調したかったんか?)と思われてしまうらしいのです。

ところ変われば・・・ですね。有名大学出身で留学されている方はご用心を。

「ところで、tom。Medical Schoolはどこへ行くの?」
”スタンフォードだよ”
「あかんやん。日本人相手には、『パロアルト近辺の大学』って言わないと!」smile


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2008年7月26日 (土)

スタンフォード学内散策

今日は、長女のminoriと一緒に久々にデートを楽しみました。

まず、大学病院の正面玄関の噴水前で、カモの親子を観察しました。数ヶ月前にも沢山いましたが、今回は本年2回目のベビーブームみたいで沢山いました。産毛がふわふわで、チョコチョコ歩いては、チョポンと水に入り、ヒヨヒヨと水上を滑る姿を間近で見てminoriも大満足でした。
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その後は美術館前の地獄の門の彫刻を眺めた後でPalm Driveを南下し、定番のメインキャンパスをゆるりと散策。
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メインキャンパスは何回見ても飽きることはないくらい美しいです。
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その後、ブックストアでちょっとした事件が!
minoriと二人で本を見て回っていたところ、医学書セクションの窓ガラスに”ゴン!”と何かがぶつかった音がしました。見ると、小鳥が落ちて死んでいることがわかりました。
minoriのリクエストもあり、二人でお墓を作りましたが、命のあっけない終わりにちょっとショックを受けたようでした。
(写真:ブックストア裏にあるトーテムポール。カナダからの寄付らしいです。)
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学内にあるLake Lagunitaiaさんのブログでカエルの記事があったので、minoriも楽しみにしていましたが、お昼ということもあり、小さなカエルがぴょこんぴょこん渇いた地を飛び回っている他は大きなトノサマガエルのようなものとは遭遇していませんでした。この時間帯では出会えないかもよと言っていたので、minoriも納得。それでもオタマジャクシなども見たりして満足でした。この時期の湖は乾期ということもあって本当に干上がってしまい、水たまりという感じ。
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それで最後は、ゴルフコースを横目で見ながら、Stanford Red Barnに向かいました。13632
ここでは乗馬の練習をしていましたが、見たところ、初級から中級クラスと思いました。キャンパス内で馬がいるのは知っていましたが、ここへ来たのは初めてでした。このRed Barnは19世紀末ごろに栄えたみたいですが、”活動写真”らしきものを始めて撮影されたり、早い競走馬を作る為に早い競走馬どうしを掛け合わせるなど、当時から最先端を行く乗馬クラブだったようです。
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(動画:乗馬レッスンのようす)

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2008年7月10日 (木)

お互い様のコミュニケーション

先週末から、私の実験の下働きのために来た大学生を指導しています。

スタンフォードの学生なので、超エリートなはずなのですが、
「これを何倍希釈にして・・・」とか
「これとこれを足したらこの濃度になるやろ・・・」とか
「細胞が75,000個/mlあるから、100μlで50,000個が入るように希釈して・・・」とか
こういう会話が通じず、頭の中での算数をしてもらえません。

これはドイツから来ていた院生も同じでした。

『そんなふうに言わんと、何ccずつ入れたらいいか全部教えて』といわれ、
”お前、中学生か・・・!?”と思う気持ちを抑えて、笑顔で、考えなくて済むように指示してきました。

それに物の在処について、実験の手順や意味については全部5回ずつくらい説明させられています。
それで、自分が理解できなかったり、覚えられないと段々怒って来るのです。

とかいっている私は、早口の彼女が矢継ぎ早に質問してくる内容が聞き取れないので、
「えっ??」
と聞き返すので彼女は彼女で同じ質問を2、3回繰り返せねばならず、私は私でたった今説明した内容を再度聞いてきたり、わかってやっているはずの実験の目的を尋ねてきたりするので、
「なにを訊いてるの?(さっき、あるいは何回も説明したやん・・・coldsweats02)」と思ったりして、本当にその内容を聞いているのかを尋ね直すのでますますコミュニケーションがすすみません。

「次にここで、これを入れるやろ」と言い終わらないうちに、」
『なんで?』(考えろや〜!すぐわかるだろ〜。)
「この試薬を足して・・・」
『それどこ?』(って3回も見せたでしょ〜)

日本人なら、ここは自分で意味を考えたり、必死で思い出したりしてくれようとするのでしょうけど、

『何回同じ質問すんねん!』と思う私と、
『何回同じ質問させんねん!』と思っているであろうfern。

どっちもどっちなんでしょうね・・・。


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2008年7月 5日 (土)

恐るべし・・・スタンフォードの学生

(写真:こちらに来て10ヶ月。はじめて外食でラーメンを注文しました。味はまあまあでしたが、本物の?日本語の丁寧な接客にほっとした私達でした。場所はこちら。)12540
今日、土曜日の昼過ぎからゆらゆらと実験に出掛けようとしたら15分前に着信履歴が・・・(そのときは朝からの外出でお疲れの妻と娘にお昼寝後のアイスクリームを振る舞っていたのでした。)。
『hide-tan。fernだけど、今日の午後から実験の予定ある?見に行きたいんだけど・・・。』という留守電でした。木曜日のボスとのミーティング直後から、私の一挙手一投足を見守り、ノートにグアーッと書き込む彼女ですが、ボスの見立て通りのやる気満々です。

”臨床も研究も両方できるあなたのようなMD,PhDになるコースに進みたい。特にこの分野に興味があるので、新生児科や小児神経のドクターがいいかも。きっと娘さん達も近くであなたを見てそう思っているはずでしょ!”

夏休みが明けたら徐々にやる気をなくして去って行くだろうと思い、とりあえず引き受けた感じの学生ですが、かなり本気のようです・・・。

「ところで、スタンフォードの学生って、みんな夏休みをこんな風にラボに来たりして過してるの?」

”だいたい私の周りはそうだけど?”

「日本では学生は遊ぶんだけど・・・」

”理解できないけど・・・でも私はここのMD, PhDプログラムに入る為に頑張らないと。hide-tanはあと2年はここにいるよね。私はあと2年半、このラボで研究するからよろしくね。”

恐るべし・・・と思っていたけれど、本当は学生はこのようにあるべきかもしれないですね。
日本のバイオ系の学生でこれを読んで下さっている方、頑張って下さい!


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2008年6月24日 (火)

Fire Drill !?

今日、培養室で実験をしていたら、いきなり警報が響き渡りました。火災報知器が何かに反応したようです。30秒くらいしても鳴り止まないので、ゴム手袋を外してしぶしぶ内廊下に出ると、なんだか煙臭い感じがしました。ラボに行くと、誰もいず、外廊下からぞろぞろとみんな出て行きます。

「避難訓練(fire drill)かあ。知らなかったけど。」
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と思いながらしぶしぶ出て行くと、かなりの人が自分の持ち物やラップトップコンピュータを抱えて出てきています。どうやら本当に何かに反応したみたいです。財布等を置いてきたことを気にかけながら、仲間とようすを見ていると、10分程して消防車が到着。その後10分後くらいに再入館をゆるされました。
結局、外もちょっと煙たかったので、どこかの山火事の煙を吸い込み排出できていなかったためにサイレンがなったようです。ビルの空調設備の不十分さによるものでした。

それにしても意外な形で同じビルで働いている人達が表に集合しました。比較的小さめの研究棟と思っていましたが、2-300人はいるのではないでしょうか。毎日同じビルに居ても、なかなかこのように一同に会することはないので、なんだか新鮮でした。

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2008年5月30日 (金)

日本語でサイエンス

今日は夕方から実験助手のchieの娘さん(中学生)が大学病院でチェロを弾くとのことで、応援に行って来ました。(写真)今日は研究部門の軽食パーティの日でしたので、ブリトー(burrito)を貰って、病院のロビーでぱくぱく食べながら見ていました。曲は各チーム1曲ずつだけでしたので、ブリトーに舌鼓を打ちながら、音楽の美しさにうっとりしながら、写真を撮って、お母さんchieの解説を聞いて、なんやかんやしている間に終わりました。

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そのあと、LSJセミナーというものに参加し、久しぶりに日本語の講演を聞き、久しぶりに日本語で質問をし、なんだかリフレッシュした感じになりました。スタンフォードはあれこれセミナーが多く、英語の勉強も兼ねて、役立ちそうなものはなるべく出るようにしていますが日本語のセミナーはよくわかって、なかなかいいですね。

そういえば、毎日、聖書を朝は英語、夜は日本語で読んでいますが、日本語の方がスーッと心に染み込んでくるような気がします。

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2008年5月22日 (木)

フェローシップ獲得その後

先日、フェローシップ獲得の記事を書きましたが、去年は申請者のうち31%の方が獲得されたにも関わらず、今回は27%しか獲得できなかったようです。わたしは24%のところにいたので、獲得した人の中では後ろの方でしたが、満額&2年間もらえるようことになりました。ちなみに残念なことにボスのグラントは19.4%と高ポイントだったのに19%で切られてしまい、こちらに関しては、私もボスもかなりガッカリでした。
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さて、このフェローシップ、申請が大変だった分、多くの方々にもお世話になりました。4名の先生方に快く推薦状を書いていただき、あちこちの秘書さんを巻き込み、フェローシップのオフィスにも迷惑をかけ、そして何より、大幅の訂正に次ぐ訂正に根気よくつきあってくれたボスに感謝しています。

他のフェローシップよりも書類や申請方法がややこしく、気合いをいれて書いたこともあって、申請前の「一応、出しとこ」gawkから申請後には「もう、これは絶対当たってほしい!」happy02という気持ちに変わり、急にフェローシップのことについて祈りだしたりしました。coldsweats01なので、神様にも、もちろん感謝です。

それで、今日、正式な通知をもらって喜んでいたのですが、これを受け取るまでにしないといけない書類しごとがまたまた多いようです。以前もこのブログに書きましたスタンフォードのDean's Fellowshipをもらったときは、秘書さんに手紙を転送して終わりだったのに、新たなサマリー作成や動物実験の詳細と予算の詳細について、いろんなAgreement Formを提出しないといけません。これまた大変...と思いきや、これくらいは普通みたいで、「このフェローシップにしてはこの程度だったら楽なもんね」というボスの感想でした。

こうやって自分のこととして体験すると、アメリカの研究費獲得のシステムについて、いろいろ勉強になります。


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2008年5月12日 (月)

無学を隠す言い回し

今日は、スタンフォード大学医学部神経科学分野のいくつかのラボで行うジョイントミーティングで発表をしました。30分くらいの発表の中で3回くらい笑いを取ったので、関西人の私としてはまあまあ合格点でした。smile

世界的に有名な教授もいる中で、ラボの研究背景から話し始める必要があったので、ヘンなことを言っていないかちょっとボスの目も気になりながら、時には助けを求めながら(と言っても助けてくれないのですが)の発表でしたが、なんとか無事に終えました。思ったほど緊張することもなく、いつもながらテキトーな英語を根拠のない自信をもって、発表し、質問の答えを知らない時は、「それはいいポイントですね。コレコレこういうこともあるので、こうかもしれませんが、質問に答えられるような情報を持っていないので、調べてみたいと思います。有り難うございます。」と無知を恥じることなく交わしたりしました。

そうは言っても、私は謙遜な日本人の血を引いていますので、知らない時には"I'm not sure about this."とか"I don't really know."とか言ってしまうのですが、アメリカではそんなことを言うとアホをさらしているようです。知らない時は、"I have to check."とか"I'll have to look up"とか、あたかも知っているけれどもちょっとど忘れしたみたいに言うことが多いようです。

でも"I have to check"も何回も使っていると実は無学なことがバレるのでしょうね。

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2008年4月24日 (木)

それで今朝はフリー朝食

昨日のフリーランチに引き続き、今日はポスドク(博士研究員)むけのセミナーシリーズが終わったということでフリーの朝食が振る舞われていました。朝、ラボについてすでに来ていたchrisとjinに声をかけて一緒に戸外で朝食を摂りました。

朝9時でもすでにカリフォルニアの太陽はまぶしく、かといって気温はさほどでもなく、ちょうどいい感じで男3人の朝食を楽しみました。

実験が忙しくない日には、ラボから外に出てランチをするのが好きな私ですが、戸外の朝食もなかなかいいかも。

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2008年4月23日 (水)

100周年記念バーガー!?

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今日はスタンフォード大学医学部の100周年を記念してフリーランチが振る舞われました。(写真:紙ナプキンにわざわざ”100周年”と印刷しているのは好評でした)
そんなフリーランチより持参したお弁当の方がおいしいのはわかっていたのですが(妻nori-tanへの言い訳coldsweats01)、100周年記念のフリーランチは全世界の歴史上1回!(大げさ?)なので私もラボメンバーといっしょに行って来ました。ただのハンバーガーですが、無料とあって、ありとあらゆる層の関係者が大勢群がって来ていました。9476
それにしても、まだ100年なの?と思いますよね。でも100年でこのように世界に名だたる業績を上げて来たスタンフォード大学、やっぱりすごいもんですね。

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2008年4月19日 (土)

州都Sacramentoへ

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学内のVisual and Artsでもらってきたかっこいい機関車のカレンダー。この機関車はカリフォルニア州都サクラメントにあるRail Road Museumに展示されているということで州都の見学も兼ねて観に行って来ました。

パロアルトから車を走らせること2時間。まだまだ探検できていないサンフランシスコ、まだ行ったことのない、バークレー、オークランド、そしてナパ、Lake Tahoも通り過ぎていきました。そしてカリフォルニア州で最も長いSacramento riverを渡るとすぐにOld Sacramentoというちょっと古い感じの西部の町並みが現れました。
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汽車の汽笛と、観光船、そして馬車がパカパカと行き交う風情のある町並みを散策し、Rail Road Museumへ向かいました。

この博物館は圧巻でした。美しく磨かれた昔の機関車からアメリカならではの巨大な列車までが惜しみなくドカン!ドカン!と並べられています。ため息の連続の大満足の博物館でした。

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汽車の絵を描いている人もいて、地元なら子どもの写生会に来てもよいかもしれないと思いました。

Gold Rush History Centerにも立寄り、子ども達は(入場しなくてもできる)砂金取りに夢中でした。
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私の中での二つ目のメインであったState Capitol(州議事堂)では無料のツアーが毎時行われていて、分かりやすい説明のもとで州都と州議事堂の歴史、会議場の見学、様々な装飾の説明そして、最後は州知事シュワちゃんのオフィス前で解散となりました。残念ながら土曜日はシュワちゃん不在はもちろんのこと、オフィスも見せてもらえませんでしたが、アメリカの一つの州(と言っても、カリフォルニアがもし国であっても世界で6番目にお金持ちらしいです。)ながらも堂々としたたたずまいのState Capitolの姿にほれぼれしていくつも写真をとって帰って来ました。

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おまけ:スタンフォード大学のカレンダーがなぜ鉄道なのかというと、そもそもLeland Stanfordさんは鉄道王とよばれるBig Fourの一人だったからです。ちなみに彼は第8代カリフォルニア州知事だったこともあり、State Capitolの近くには彼の邸宅があります。今回は外観だけでしたが(一番下の写真)、今度行く機会があれば内部のツアーにも行きたいと思います。(かなりゴージャスみたいです。)
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2008年4月18日 (金)

ラボでいじめ勃発!?

パソコンのシェアが圧倒的にアップルがしめているスタンフォード大学。マックのノートパソコンを持っていないためにPC(VAIO)を使い続けている院生のchrisはジャーナルクラブ(論文を紹介してみんなでディスカッションする会)の際にはPCでプレゼンをします。

今日、彼のPCではスライドショーがなぜか進まず、せっかく作ったアニメーションが動かずにかなり悔しがっていました。despairみんなが苦笑する中、とうとうボスのkasonが「や〜い!PーCー!」と言ったのを合図に、「そうそうPC使うからや!」という感じでPCユーザーいじめが始まりました。個人のパソコンとしてPCをこっそり使い続けているポスドクが二人いるのですが、助けに入ることもなく、かくれPCユーザーとしていじめる側に回っていました。

私?これは日本ではなかなか無い光景だなー。逆の立場は考えられるけど。と思いつつ、ふっふっふっ‥‥smileと不気味に笑っていました。(暗ー)shock

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2008年4月 7日 (月)

ポスドクのメーリス

スタンフォード大学には、ポスドクのオフィスがあり、様々な手続きや情報提供、フェローシップの受付けなどを行ってくれています。またSUPDというポスドクの組織のメーリングリストがあって、抗体や細胞などを他のラボから分けてもらったり、イベントの告知があったり、ムービングセールの案内があったり、住宅情報の提供があったりと結構役立っています。私もこれまで、ムービングセールで本棚やテーブルを購入しました。マウスやベクターもお願いしたことがありますが、これはレスポンスがありませんでした。

中国人のポスドクも2、3回お願いメールを出したことがあるのですが、梨の礫(つぶて)だったようです。ところが、スウェーデン人のjaneが出すとババッと返事が来たので、やはり西洋系の女性の名前が受けるのだろうという結論に達しました。
”スタンフォードのポスドクは西洋系の女性には親切にするのか?”これは統計をとってみる価値のある研究かもしれません。smile

私も情報提供などにレスポンスすることは時々あるのですが、今回はボスの許可を得て細胞の提供を申し出たところ、非常に有り難がたられました。(この方は中国人女性。)

ちなみに先週はなぜか、ヨーデル同好会の発足やら、学内のクラークセンターという建物にあるPeet's Coffee and TeaでCustomer's of the Weekになるのに数週間いろいろ試しているがどうしたらよいか?(無料コーヒーを楽しみcafe、店頭に写真を貼り出してもらってガールフレンドをゲットしたいんだけど・・・lovely)とかいうメールが行き交っていて、スタンフォードのポスドクよ何処へ行くsign02とちょっと心配してしまいました。(今週は比較的まじめなメールで始まっています。)

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2008年4月 5日 (土)

ちょいワル小児科医!?

スタンフォードには日本から留学に来ている小児科医が他にもいますので、『ちょいワル小児科医の会』みたいな集まりを持っています。今回は3回目で、奥様方のご協力を得て、ポトラックパーティをしました。

この会は、日本の忙しい小児医療の現状を知りながらも小児科医でありながら海外に逃亡?してきているものたちが自己弁護と自己矯正のために集まっている会です。とは言っても、それはタテマエ上の話。小児科医が集まったからといって特別な会話をするでもなく、ただの親睦会だったのですが(それはそれで意味があるのですが)、今回はアメリカでレジデンシーを終えられフェローとして勤務されているN先生が我が家を訪問してくださったので、アメリカと日本の医学教育の違いや小児救急医療の違いをまじめに話しあいました。eyeglass

この会には他にも日本の医学部を卒業してこちらでトレーニングを受け、こちらで開業してしまった小児科の先生も参加してもらっています。このドクターは帰国の予定が今のところない(つまり矯正される意志がない)ので、”チョーワル小児科医”と呼んでしまってもいいかもしれません。smile

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2008年3月 1日 (土)

ロダンとフーヴァー

今日は、午前中に娘二人を連れて、スタンフォード大学の名物、Canter CenterHoover Towerに行って来ました。これらはスタンフォードに半日観光に来る人たちは行くけれど、内部の人間としては、いつでも行けるという思いから意外と行ったことのない学内関係者もいるのではないでしょうか?
(写真:地獄の門。このまえに立たせているのは、決して罰ではなく、本人たちのリクエストです。)
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Canter centerは残念ながら休みで庭のロダンの彫刻を見て回りましたが、地獄の門は圧巻でした。門の上には「考える人」がいます。
地獄の門の両端にはアダムとイブがうなだれた様子で立っています。これを見ると、彼らが地獄に行ったという風に思うかもしれませんが、聖書にはそのようなことは書かれていませんので、ロダンも、アダムとイブのとった行為が地獄の門を開いてしまったということを表現しているのだと思います。
この地獄の門は世界に六ヶ所あるようです。(東京の上野公園にもあるそうですよ)

ちなみに、キリストによって開かれた「天国の門」(ギベルティ作)の彫刻はサン・ジョヴァンニ洗礼堂にあるらしいです。

Hoover towerにもやっと上る機会を得ました!

ツアーの待ち時間にフーヴァー元大統領と夫人(両者ともスタンフォード卒業生)の展示を見て回りました。卒業証書の隣に成績票までも公開されていてビックリ!
たくさんの功績をあげた偉人ですが、地質学専攻だったこの二人は、どのようにして大統領となり、世界的な規模で人道支援を行ったのかということをもう少し知りたい気がしました。その背後にある思想や人生を変えた出来事なども・・・。
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やはり、上からの眺めは素晴らしく、キャンパスと裏山を見渡せます(写真)。鉄格子のみなので、ちょっとスリル満点なところ、窓の上には獅子の彫刻が飾ってある等、装飾に凝っていること、大きなチャイムを演奏できる装置があるなど、タワー自体の発見もありました。
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2008年2月29日 (金)

真夜中の研究棟の怪

今日、夜遅くに研究室に細胞をピックアップしに行った時の話。night

裏の勝手口からは階段の部屋になっているのですが、そこに入ろうとキーカードをかざした途端、

ガラガラドッシャーン〜!

という物音が。
事件か?事故か?とおそるおそる開けると、階段の上に黒い服を着た女性が。
そして、下には、黒いバックが。

"Are you OK? I heard a noise..."

と声をかけると、その女性は笑いながら鞄を拾って出て行きました。

細胞も無事に処理を終えて、帰ろうとすると今度は、

ドシドシドシドシ・・・

と研究棟に大きな音と振動が・・・・

私と同じ方向に走っている足音のような感じですが、自分の目の前の階段を駆け下りる音も、形跡もなし・・・。なんだったのでしょう?

また今度、同じ時間に同じ出来事が起きたら、報告します。
階段だけに怪談ばなしになるのかも・・・さむうっ。shock

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2008年2月28日 (木)

懐疑論の中での信仰

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聖書に書かれてある神こそが本当の神であるとなぜ言えるのか?

神が愛の神ならば人生に悲しいできごとが起きるのはなぜか?

このように聖書の教えに対しての疑問に答えてくれるようなセミナーがスタンフォードで開かれるようです。講師はTim Kellerさん。ニューヨークにあるRedeemer's Presbyterian Church
という急成長している教会の牧師みたいです。

最近、CBN(Christian Broadcasting Network)でこの人がフォーカスされていたので、気になっていたので、聞きに行って来ようと思います。最近、"The Reason for God"という本を出版されたのですが、この本のホームページからいろんなリソースがダウンロードできます。(この人の英語は聞きやすいです。)

クリスチャンの方も、理論的に聖書に向き合いたいと思われる方におすすめです。
このような質問の中には、クリスチャン歴20年の私も答えられなものが多いのですが、質問に対する答えを考えることで、聖書の素晴らしさやキリストの十字架と復活の意味をあらたに噛みしめられたりします。

なので、私としては、前回紹介したFrancis Collinsに引き続き、質疑応答でどんなディスカッションが飛び出すか楽しみです。

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2008年2月21日 (木)

共著者の資格と筆頭著者の品格

研究プロジェクトのとりあえずのゴールは論文を出すことにありますが、今日はキャリアマネージメントセミナーの一環として、論文の作成についてのセミナーがありました。

論文を書く際に、誰を著者に含めるか、誰を謝辞にとどめておくか、著者の並べ方はどうなるか?ということがしばしば問題になります。このことについて、かなりの時間が割かれていました。

何度も強調されていたのが、
「著者名に名を連ねる人は、その内容を筋道を立てて説明できなければならない」
ということでした。なので、研究に関わったということはもちろんですが、いくら時間を割いてくれたとしても、実験を手伝ってくれた研究助手や、抗体や動物を分けてくれただけの研究者を著者にいれるべきではないと話されていました。逆に、ちょっと手伝ったからと言って、”論文に名前を入れろ”と要求するより、2、3の良い論文の筆頭著者になることに集中しなさい、著者数が多い論文の3番目以降の真ん中に位置するところに名前が入ることはほとんど意味がないどころか、そんなものが多いと逆にマイナスイメージみたいです。

また筆頭著者(ファーストオーサー)がどのように論文ミーティングをオーガナイズして、共同著者にデータや本文の一部を作成させるかということも述べられていました。そういったことをマネージメントすることが、将来研究者としてラボをマネージメントする際の訓練になるということでした。ファーストオーサーとして、きちっとした論文データと本文を示し、ファーストとなるべく「品格」を他の著者に示さないといけないとも話されていました。

正論すぎる正論なので、反対のしようがありません。正論を正論として通しながら生き残って来たこの人は一流の研究者と呼べますし、一流の研究者の品格なのでしょう。でも一流の研究者の素質があるからできることなのか、このようなことをしてきたから一流なのかどちらなのでしょう・・・?Dscf0256

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2008年2月12日 (火)

親同士の上下関係とクラスメート

長女minoriがクラスメートからお誕生日に呼ばれたので、出席メールをお母さんに出しました。
メルアドがスタンフォードのアカウントだったので、どこに勤めているのだろう?

このファーストネーム(Sherryさん:仮名)で知っている人はあの人くらいだけど・・・と思いつつ学内のウェブでサーチしてもヒットせず。

まあ、とりあえず送ってみて、返事がなければ電話しようと思って送信すると、5分後に返信あり。

私が知っているSherryさんでした・・・。ラストネームを夫のものを書いていた為にわからなかったのでした。

さて、そのSherryさん。実験のために必要な講義の講師をしていたエラい先生で、外見も口調も”コワそう〜”と思いながらも、実験のことで相談していた人でした。

ここだと上司もファーストネームで気楽な感じですが、たとえば日本のサラリーマンの方で上司のご子息が自分の子どもと同じクラスだったりした場合、ゴルフをわざと負けるみたいな感じで、子どもにも「○○くんより、いい点を取るな」と言ったりするのでしょうか?
・・・まあ、そんなことはないでしょうね。

頑張って○○くんに勝て!とか言って、親の「無念」を子どもに・・・なんて言う人はいるかもしれませんが・・・(そんな人もいませんよね...たぶん)。

ちなみにこの息子さん、クラスでもよくできる、しっかりしたお子様みたいです。

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2008年2月10日 (日)

起きて歩いてきました・・・。

日曜礼拝のトピックは、「起きて歩きなさい」(内容はこちらの記事参照)でしたが、日曜の午後、昼寝の後でスタンフォード大学の”裏山”であるDish areaを散策してきました。(4歳のayumiも歩いたので2時間かかりました)

この写真は頂上付近にある電波望遠鏡です。これゆえにこの地区がDish areaと呼ばれています。
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”裏山”と言ってもこんなに遠くにスタンフォード大学のHoover Towerが見えます。大学のメインエリアを一望出来ます。
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Dish areaの目的のひとつは自然保護だそうです。(他は研究、鳥獣保護、付近住民の散策&ランニングコース)美しい丘陵地帯が広がっています。エリア内には鹿、牛などもちらほら・・・もちろん、Mountain Lionに対する注意書きも。
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土曜日は1時間くらいの散策、今日は2時間とよく歩いた週末でした。
夜は焼き肉とキムチでパワー回復。韓国スーパーでは牛タンが驚くほど安く、飽きる程いただきました。

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2008年2月 7日 (木)

論文の書き方セミナー

夕方から2時間にわたって、医学部図書館主催の「論文書き方のセミナー(前半)」に出席して来ました。

内容の多くは既にわかっている(けれどできない)ことでしたが、いくつかの『へー』というコメントもありました。セミナーを聞き逃した方のために少しお裾分けを...括弧内は私のコメントです。

1:時には論文を数日寝かしてみよう!(実行しています!ただし、数日ではなく数週間、数ヶ月となることもしばしば...)
2:ややこしい部分は音読しよう!(私の場合、ほとんど音読しないといけません)
3:ごちゃごちゃになった段落を編集しようとせず、消して書き直しましょう!(そういった”勇気”も必要ですね)
4:同僚から得られるレビューで変更を提案は貴重。変更することに億劫にならないようにしよう!(時間をかけて変更して、また他の人からもとに戻せと言われることがあったとしても...ですよね。)
5:”科学的”と呼ばれる書き方から脱却しよう。あなた自身の明確で直接的な表現をしよう!(ついつい論文を格調高くしたいと思って、変な英語を書いてしまうんですよね)

他にも、(そのように思っていなくても)論文の査読者にコメントに対する感謝をしめそう!とも言っておられましたが、私の場合は大抵のコメントには感謝して、論文が一層よくなったと思っています。

よい論文をたくさん書いて、いずれ、よい論文を査読できるようになりたいと思いますが、その前にデータ!データ!!ですねー。


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2008年2月 5日 (火)

Stanfordで科学と信仰を考える

以前このブログで紹介した講演会に出席しましたが、今日はスーパーチュースデイにも関わらず、大盛況でした。(写真:開演前の会場。10分前でも1階席には座れませんでした。)
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”God and Genome”という題名とヒトゲノム解読プロジェクトのリーダーでクリスチャンという題名から、ヒトのゲノムを詳しく解析すると、こんなに素晴らしく、神の創造の指先の跡が随所に残されている・・・というような内容を期待していましたが、実際はちょっと違って、
「クリスチャンで科学者である理由について」
「自分が信仰をもったきっかけについて」
「進化論をクリスチャンとしてどう扱うか」 という3点について話をされました。
Francis Collins博士は、その地位にも関わらず、とてもユーモアのあふれるトークをしてくれて、The Colbert Showに出演した際の爆笑な裏話や、Richard Dawkinsとの対談で、彼が神の存在を示唆するような発言をしたことなども話されていました。

まとめると
1:科学と信仰は敵対するものでなく、科学は神の創造の業をひも解いて行く行為である。ただし、科学だけでは次のような大切な質問の答えは導き出せない。
a. 何も無いところから何かが出来たのはなぜか?
b. なぜ私はここに存在しているのか?
c. 死んだ後はどうなるのか?
d. 神はいるのか?
2:あるクリスチャンの患者さんとのやりとりから、神を信じない理由を科学的に見つけ出そうとしたが、どうしても出来ず、かえって神が存在しない状態でこの世界に人間が生まれたことや人の心に良心というものが存在する理由を説明するのには無理が生じた。そんなときに、自然の中で過ごす機会を得て、神の前に頭を垂れた。
3:旧約聖書の1〜2章については象徴的に書かれている可能性がある。創造者なる神は、13億年前に宇宙を作り、何百年もかけて目的をもって生物を進化させた。そして、進化の頂点としての人間の脳に住まうようになった。

スタンフォードの学生からのキレのある質問として・・・
・キリストが処女から生まれたのなら、彼のY染色体はどこから来たのか?
・死の後のいのちの仕組みもサイエンスで解明できるのか?
・アダムとイブが罪を冒す前から死はあったのではないか?
・なぜ神は科学の手の届かないところにいるのか?
・聖書をどれくらい「文字通り」信じるべきか?
・・・などが出され、博士も困っていました。

という具合で、よかったことは良かったのですが、はじめに書いたように、題名と内容が一致していないように思ったことと、3の結論が私がクリスチャンになりたての高校生のときの解釈なので、世界のトップに立つサイエンティストから、そのような安易な結論が導き出されたことが残念でした。
その理由は、
1:そのように考えることのできる根拠がまだまだ乏しいのに「これが最もリーズナブル」みたいな結論をしていること
2:聖書の一部をシンボルと解釈すると、シンボルとして読むべきところと事実として読むべき所の線引きが各個人で異なり、よもすれば『キリストは存在しなかった』という”クリスチャン”が現れかねない。確かに、科学が今ほど発達していなかった時代の人々の混乱を避ける為にわかりやすいことばで象徴的に聖書が書かれた部分がある可能性は否定できないのですが、「ここは象徴的に書いた。実はこういうことを意味していた」というタネ明かしは天国に行ってからで十分なのです。聖書は文脈や背景に注意さえすれば、文字通り解釈して良いように書かれたと思うのです。

前のブログにも書きましたが、進化論のことにしても聖書をどのように解釈するかということにしても、現時点では確固たる結論を導くだけの証拠がないというのが、クリスチャンであれ、ノンクリスチャンであれ、科学者として真摯にとるべき立場ではないかと思っています。

(写真:夜のClark Center)
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なお、講演の内容はウェブサイトで公開されるようですので、こちらを時々チェックしてみてください。


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2008年1月23日 (水)

センセーショナルな?失望

今日のラボミーティングで、「ボスが今日の4時からセミナーがあって、とても役立ちそうなので、参加するように」というアナウンスがあって、参加してきました。

演者の方のラボのホームページを確認すると、臨床医であれば、そういうことができれば・・・と誰しも思うような面白いコンセプトの研究をしていました。こういうことに本気で科学的にアプローチできれば、それはユニークで面白いと思いました。ただ、予習に・・・と思って取ろうとした文献が雑誌がマイナーすぎて取れず、??と思いながらも、ボスがあれだけすすめるのだから・・・と、実験を途中で切り上げて、出席すると会場は満員でした。

内容は臨床的に面白いものだったのですが、ふんふん、それで・・・?というところで、期待していた科学的なメカニズムに触れられることなく、終わってしまいました。考え方や生命に起きうる現象としては、意義深いものではあるのですが、現象論だけで終わった講演に対して、テレビの”科学”番組を見せられたような気がして、がっかりでした。

さすがのスタンフォードの学者/学生もセンセーショナルなタイトルにつられて来てしまったのかもしれません・・・・。質疑応答を聞かずに立ち去る人がいつもより多くいました。

私としては、ただ科学的にどうこうということだけでなく、メカニズムを探求する姿勢もなく、リスクを伴いそうな治療法を「臨床応用できる」という無責任さにも失望してしまいました。

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2008年1月22日 (火)

科学者である理由

“One of the great tragedies of our time is this impression that has been created that science and religion have to be at war.” - Francis Collins
(私たちが生きているこの時代において、大きな悲劇とよべるもののひとつは、科学と宗教が仲違いしているという印象を作り出してしまっていることだ)

スタンフォードでちょっと変わったセミナーがあります。
タイトルは、God and the Genome 。Francis Collinsという2000年にヒトゲノム解読を宣言した科学者です。クリスチャンである彼は最近、"The Language of God"という本を出したそうで、今回は信仰と科学の関わりについて話して下さるそうなので、できれば聞きに行きたいと思っています。(セミナーの案内はこちら

聖書は科学的でないから信じられない、と思われる方も多いと思います。
実は、私もそうでした。次第に神が本当に神なら、自分が頭で理解できないことや科学的に起こりえないということも実現可能なはずと思うようになり、部分的に信用していた聖書のことを大部分、そして、ある出来事を通して、すべてが本当だと思えるようになりました。

ところで、そもそも科学者として研究する人々はなぜ研究をしているのでしょうか?

それは、突き詰めていくと、まだ解明しなければならないことがあるからではないでしょうか?
まだまだわからないことがあるからではないでしょうか?

世の中に科学者が存在するということは「まだ科学的にわからないことがある」と世界が言っている証拠です。それは裏を返せば、科学的にすべてのことを証明することができない、つまり聖書に書かれていることが本当だとも嘘だとも科学では証明できません、と言っているのだと思います。そして、それは科学者として正しく、謙遜で、賢明な立場なのだと思います。

私は立場的に科学を突き詰めれば、聖書に書かれていることもすべて科学的に説明可能なのだろうと思っていますが、同時にそこまで到達するまえに私はいなくなるだろうし、世の終わりも来るのだろうと思っています。いのちについて、宇宙について、すべてについての答えを得て、科学のお役目は終了!という時代は、SFの世界でしか不可能だと思います(下記 Douglas AdamsのコメディSF参照)。それでも私がひとりの科学者として研究をしているのは、神が創られた世界の仕組みを解明して、人々の健康に役立てたいと思うからです。

”奴ら(クリスチャンのこと)って進化論も信じないで、よく研究ができるよな〜”みたいなことを私がクリスチャンと知らずにもらしておられた方がいたのですが、私はこのように考えているので、毎日わくわくしながら研究というものに取り組んでいるのです。

逆に、なんだかわからないけども宇宙ができて、地球ができて、そして人間が生まれたと考えるよりも、秩序と目的をもって宇宙やいのちが創られて存在するのだと考える方が物事を科学的に解明できるのだと確信しつつ、生命の神秘をひとつひとつ紐解いていけるのではと思うのです。

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2007年11月27日 (火)

辿り着いて・・・Skype。

今日も午前中に二つの実験をして、午後すぐに「げっ歯類外科手術セミナー」に出席しました。先月の動物実験セミナーの確認みたいな内容で、私にとっては、再確認くらいの意味合いでしたが、今回は院生のchrisが「なかなかためになった。」と喜んでいました。

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そのあと、給与担当のオフィスに行って、延期していた書類仕事をしてきました。そのために久々にキャンパスのメインのところを歩き、またまたHoover Towerに見とれてしまい、「もう何枚も撮ったでしょ。」という内なる声に逆らい、また同じアングルで写真をとってしまいました。しばらく歩くとロータリーの真ん中に噴水があるのですが、今日はピンク色に染まっていて、かわいいというでもなく、色っぽいというでもなく、なんだか気味悪い感じでした。いつもかっこいいスタンフォード大学に似合わぬセンスの悪さでした。

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その後で、もうひとつ実験をしましたが、はじめは面倒と思っていた細胞の処理もだんだん慣れてきて、なんとも思わなくなってきました。こんなときに細胞をコンタミネーションさせたりしてしまうのでしょう。気をつけたいと思います。

さてさて、今日は念願のSkypeの設定を終えました。購入したばかりのウィンドウズが壊れ、アパートでのネット接続には大学へコンピュータのハードウェアアドレスの登録が必要だったり紆余曲折がありましたが、これで日本の皆様に子供たちの元気な顔をライブでお届けする環境が整いました。

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2007年11月15日 (木)

宙に浮いた書類

研究を進める上で大切な書類の提出について大学の担当者とボスと私で、やりとりしていましたが、2,3回の行き違いがあって、やっと解決したと思いきや、「もうすぐ産休に入るので、この件は○●さんに引き継ぎます。といっても、○●さんは休暇中ですが。書類はあなたから○●さんに送ってください。ご辛抱いただきありがとうございます。」というメールが来ました。すぐに書類を送ると、「今はいません。」という自動返信メールが・・・。

書類の提出先にも迷惑をかけているので、なんとかしたいのですが、まさに宙に浮いてしまった書類。私も手の出しようがないし、担当者は触ろうとしないし、中途半端にボスの手からも離れていますので、どうしようもないのです。

アメリカらしいというか、なんというか・・・。

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2007年10月22日 (月)

コラボな日々。

ここ2週間くらいで、自分の細胞は常にインキュベータにあり、自分の実験用の動物がたいてい実験動物施設にいるような状態になりました。
そして、今日ようやく(!) 自分専用のマイクロピペット、卓上遠心器、Vortex(撹拌器)などが揃いました。一度に購入した方が良いので院生などのフルメンバーが揃うまでと言われて、待たされていたのですが、先週rhoda(ロシア人研究員)をしつこめに突っついて購入してもらいました。

昼食は近くのラボのP.I.(ラボの統括者)のmariaに頼まれて、うちのラボの院生nickと他のラボの院生のrolaと一緒に国内の大学から就職活動に来ているポスドクとランチをしに行きました。そのあと、実験の合間にmariaと研究のディスカッションをしに行ったり、そのポスドクのセミナーを聞きに行ったりしてあちこち動き回っていました。

私の所属するラボの建物内は、ラボどうしの垣根が低く、器具や試薬を分け合い(コストも分け合い)、共同研究(コラボレーション)もさかんなようです。私の研究だけでも、4つのラボに協力してもらっていますし、mariaからも、「こんな実験がしたいなら一緒にやろう」と持ちかけられたりしています。他のラボと物を共有したり、研究を一緒にするとなると気を遣うことも多いのでは・・・と思ってしまいがちですが、「そのほうが良い研究が出来るじゃん。」みたいな雰囲気が漂っています。これは西海岸の強みなのかもしれませんが、あるいはスタンフォード特有のものなのでしょうか?

そう考えると、コラボレーションのコラボとは”さいラボ”でも”回りの効くラボ”なら、んなに立派な仕事ができるラボになるという意味があるのかもしれません。


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2007年10月 3日 (水)

Thesis Defense

いわゆる博士審査のための公聴会のことです。

スタンフォードのそれはどんなものかと行ってみると、まずP.I.の人が漫画をだしながら、その大学院生を指導した思い出を綴り、1時間弱のプレゼンテーションのあと、研究に協力してくれたラボの仲間、メンター、そして家族の一人一人にいたるまで写真で紹介し、2〜3の質問を受けて終わりました。

公聴会というよりは、お祝い会みたいなノリでした。

アメリカの大学院で博士号をとったjuryに聞くと、これはオープンバージョンらしく、クローズドの厳しい審査会(3時間くらいしぼられるらしいです・・・)はすでに終わっているそうです。なので、Ph.D.所得が決まったあとなので、リラックスしているのらしいです。でもこのオープンバージョンも一応、義務らしいです。

ドイツから来ているchrisも「Ph.D.のためには論文を5〜6編出していることが望ましい」とか言っていたので、普通、欧米のPh.D.は6〜7年くらいはかかるといのはそれだけ求められることが厳しいからだと思います。
(写真:今日はその会場になっていたBeckman Centerを見ながらランチしました。)
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2007年9月27日 (木)

今日も美しい・・・

・・・私のハニーっというのは冗談にして、今日も美しかったHoover Towerの写真を掲載します。
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昨夕、LAからこちらに到着したpat&keiさんを昼食をはさんで学内を案内しました。
カフェテリアの近くの木陰で昼食後、Book Storeでスタンフォードのお土産を見てもらい、そのあとMain QuadChapel (チャペル内部の写真を掲載します)を見てもらい、お二人は美しさに感動して写真を撮りまくっていました。かく言う私も、そうでしたが・・・。

今日はチャペルの内部をはじめて見て、その荘厳さに息を飲みました。Hoover Towerにも登りたかったのですが、今日はツアーはしていなかったのが少し残念でした。10月5日以降になれば登れるようですので、また今度行きたいと思います。Img_0059
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ご夫妻の滞在は明日の朝までで、今度はサンフランシスコに行って、日本に帰るそうです。
今日、夕方私がセミナーから帰宅すると、賑やかに団らんしていて、嬉しかったのですが、もう帰るということで少し寂しい気もします。特に今日はpatが頑張って二段ベッドを組み立ててくれ、子ども達は大喜びでした。
母教会から遠く離れたところで、このように教会メンバーとゆっくり過ごせるのはとても励ましになりました。
See you again,soon!
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2007年7月12日 (木)

ゲストハウスも一流!?

スタンフォードには何でもあるんじゃないかと思うくらい、なんでもあります。スタンフォードショッピングセンターの中にはアップルストアもあります!・・・マックユーザーの私には、そこにあるということが嬉しいのです。ちなみにスタンフォードはマックユーザーが多いらしいです。私が所属するラボも「公式パソコン」はマックです。もちろん、スタンフォードの校章入りのiPodケースもあります。
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私はStanford West(写真はそこへ下見に行った時のものです)という大学公認のアパートのwaiting listに載せてもらっていますが、なかなか順番が回ってこないようです。そこで、SJAメーリングリストの方から教えていただいたStanford guest houseにしばらく滞在すべく、Webで予約問い合わせをしています。質のいいホテルという感じですが、ホテルよりは安く泊まれるみたいです。さすが、世界各国からゲストがやってくる一流大学のスタンフォード。ゲストハウスでさえ、それ相応のホスピタリティと気品があってびっくりです。

ところで、ありそうで実はない「スタンフォードグッズ」があります。これは学内のBookStrore (本屋さんとはいえ、あらゆるものが手に入る)でお土産を買うときにリサーチして確認したのですが、それは、次のうちどれでしょう?

iPodケースがあるのだから絶対あるはずだと思いましたが、無いらしいです・・・。

A. ロゴ入りのマウスパッド
(ちなみに他の選択肢のものはすべてありました。)

あれば、きっと、おみやげ用に売れると思うのですが。

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